それでもワインが飲みたい

土日更新の脱力定期ワイン便です

Gevrey-Chambertin2010(Olivier Bernstein)

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兎に角、ワインが馬鹿みたいに高くなってしまっているーというのは愛好家なら誰しもが痛感している事と思います。ボルドーブルゴーニュのみならずなんて事ない平凡な自然派ワインまでも。(自然派ワインをdisしているわけではないです)まぁ、趣味の世界なのでお金はそれなりにかかるのですが、それでもなかなか人に理解される趣味ではないし笑、更には近年えげつないまでの価格高騰。これではワインを愛した人達が阿呆らしいーとワインを飲むのやめてしまうのも頷くしかない状況です。かくいう当方もこの作り手で少し考えさせられてしまいました。

ミクロネゴス、新進気鋭、という事で08VTが確かファーストリリースだったように思います。基本1級畑以上の極上ワインを少量生産、セラー泣かせの重厚なボトルに華々しまでの賞賛を携えて鮮烈なデビュー。セラーで寝かせている愛好家の方も多いと思います。少し前にふと16VTのオファーを見たらChambertin 上代◯◯万円。おっ、おい?おい!?おい〜笑 

その時に自分の中で何かが弾けたようで今世、自分が娑婆で飲む作り手ではないなぁーと思ってしまいました。

肝心なこちらのワイン、あくまで村名なので余計な作為やギミック感は無く、香りはネクター化した桃に柔らかく軽やかな赤系の果実が羽のようにふわりと舞います。感触的にはフーリエを飲んでいるような感じでジュヴレなのにシャンボールしてると言えばわかる人にはわかるかもしれません。 酸もしっかりとあり余韻は酸が縦に伸びていきます。良いワインだと思います。だけど上級キュヴェは皆様に任せました笑

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