"古典的"という言葉がまず第一に頭に思い浮かんだ言葉になります。
セパージュは不明なのですが、抜栓したてはミディアムステーキ、モカ、プルーンなどの黒い果実が支配していて、しっかりガメイは入ってますよねーと感じます。味わいも液体は比較的柔らかいものの、キメが細かいながらもイカついタンニンが当方の軟弱な舌を軽く痺れさせます。笑 ここで初日はノーサイド。
それでも2日目は香りも味わいもだいぶ丸みを帯びてきて、赤系のものはさほど見えないもののー笑、このクラスのワインを長く持っている人はそうそういないと思いますが10年後の2030年位に飲んだら面白いワインになっていそうな雰囲気はあります。時代的にゆっくり生きる事がなかなか難しくなった今、ゆっくりとワインを熟成させる事も当方含め多くの人には難しくなってきているのかもしれません。そう言ったことをぼんやり考えさせられた1本なのでした。
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