それでもワインが飲みたい

土日更新の脱力定期ワイン便です

Bourgogne Rouge 2017(Guillard)


ブルゴーニュルージュ(ギーヤール)

個人的には毎年飲んでいる作り手で年々柔らかさを増してきて価格もこなれていることもあり重宝しています。某神○雫(隠れてない笑)でも取り上げられていたと思うのですが愛好家や市場的にはあまり人気はないようで、その理由を個人的にですが考えてみると、昔はなかなか美味しくならずにクラシックな作りだった、グランクリュを持っていない、などがあるかもしれません。で今年も早速飲んでみたのですがスタイルが更に変わって赤く柔らかくなっているのに驚いてしまったのでした。


今までギリシャ彫刻の様なマスキュリンなワインを造ると思っていたのですが、いきなり柔らかいミドル〜ハイトーン気味の赤い果実と黒すぐり、オリエンタルスパイスとホワイトペッパーまでが舞って驚きます。下支えする黒果実や力強さはあるのですがこの柔らかさから想像するに亜硫酸も年々少なくなっていそうです。基本的には除梗なはずで葡萄のピュアさや健全さをひしひしと感じる良いワインです。


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