ボーヌ ルージュ(クリスチャン ペラン)
コートドボーヌのピノノワールという事あるのかもしれませんが、それでも村名ワイン。インポーターはフィネス。で価格がACブルゴーニュと変わらないのだからこのご時世まずはそこが素晴らしいと思わなければいけません。ただ安いけど(高いけども往々にしてありますが笑)味わいはガックリというのも多い中、価格に対して味わいはしっかり超えてきています。
ボーヌの赤なのでもっさり野暮ったいものを想像しがちですが、こちらは重心低めから立ち上がるダークチェリーからフランボワーズなど軽快な赤い果実も心地よくノーズに入り、ヨード香がそれに少し混ざってくる感じでしょうか。味わいもドライで酸の構造もありながら柔らかく重く強い酒質やいかついタンニンに疲れることもないので食中酒としても会話を楽しみながら飲むのに最適かな。素晴らしすぎるワインって言葉に詰まりますからね。
そう考えるとこの辺が当方の着地点なのでしょう。