[rakuten:escargotwine:10008095:detail]
本来この記事を書いているときには休暇を取っていて、南仏のコートダジュールからイタリアにかけて旅をしているはずだったのですが、原因不明のコロナウイルスのせいで全てパーになってしまいました。いつもはそんなの関係ない〜と他人を気にせず能天気に出掛ける方なのですが、今回は仕方のない事情もあり全てキャンセル。今や完全に疲弊しながらというか、やはり不運な星から生まれ落ちてきたーと実感している最中です。苦笑 因みにイタリア人家族と会う予定だったのですが、感染者は増え続けているが本当に来るのか?(これを書いている時は日本人の方が多くその後、爆発的にイタリアで感染者が増える)というニュアンスのメールをもらったりしたのでやはり怖さはあるのでしょう。
若手の新進気鋭、"還元的でもない酸化的でもない、その中間を狙っている"と話しているこの作り手。基本的には白屋だと思うので、赤をしっかり飲んだ人はまだあまり多くないのではないかと思っています。畑を拡張しているようでこのワインは17VTが初リリースとなります。
初日:判断保留。くぐもっている、味がしない、香りがしない、焦がしたブラックスパイスが全力ダッシュで鼻をつき。。涙がキラリ。一連の流れからガッツリ免疫力が落ちそう。それでも微かに見える赤い果実に一筋の希望を託しそして僕は途方に暮れる。
2日目:ミネラルの出方はこの地特有ののものですが赤い果実が綺麗に浮き出て、強すぎないカシスリキュール、グリヨット、黒い大地香、グラスからワインが減ったところで淡いライムの様な梗のニュアンス。何でこうなるの⁉️もう涙はいらない。笑 これがこの作り手の答えなのか、VTの問題なのかボトル差なのか。数本買ったので10年は忘れていようと思います。また違うcuvée を飲むにしても慎重にならないと誤解してしまいそうです。開けて疑問符がついたら数日に渡って飲むのが良いと思います。