それでもワインが飲みたい

土日更新の脱力定期ワイン便です

Bourgogne Passetoutgrain 2014(Robert Sirugue)

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パストゥーグラン(ロベール シリュグ)

18VTのこのcuvée が美味しかったのと同時にかなりナチュール寄りになっていたので驚いてこちらを開けてみました。リリースしたての果実味はなく現状クローズしている印象もややありますがそれでも18VTとは違う違うなー、と感じます。
赤7黒3の香り。方向性はやや弱いものの果実味は落ち着いています。チェリーにベリー、梅、ブラックベリー、それに合わせてしっかり感じる酸味の香り。
味も複雑性はないもののまず飛び込んでくるのはしっかりとした酸味、少し熟した赤い果実に、オレンジピール的なニュアンスも。アペラシオンの限界はるかもしれませんがもうちょっと熟成させると表情が更に出る可能性もあるかも知れません。酸がしっかりあるので熟成は確実にすると思います。
現状、2014VTは全体的に閉じ気味傾向なのかなぁ。そんな事気にして飲むクラスメントではないのですけどね。笑 
ここのパスグラはVT関係なく早開けには持ってこいだと思います。

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