それでもワインが飲みたい

土日更新の脱力定期ワイン便です

2019-12-01から1ヶ月間の記事一覧

CLOS-VOUGEOT 2001(CHATEAU DE LA TOUR)

グローヴージョ(シャトー ド ラ トゥール) April foolで”INAOが国道沿いのクロヴージョを格下げ “と言って信じてしまう人がいる位、玉石混交しているグランクリュだと思います。このシャトー、CdV1番の所有者で畑の中腹を殆ど所有しています。故に、玉石混交…

Chambolle-Musigny 1er cru Les Sentiers2014(Anne et Herve Sigaut)

シャンボールミュジニー レ センティエ(アンヌ エ エルヴェ シゴー) こちらも気になっていた作り手とclimaだったので抜栓に感謝します。 香りの立ち上がりが早く、梅おかか系の香りから、優しい赤紫系の果実。刻一刻と変化する香りの七変化。pureというよりn…

Marcassin Pinot Noir 2012(Marcassin Vineyard)

マッカーシン ピノノワール(マッカーシン) こちらは飲ませていただいたワイン。まずはこの様なワインのコルクを抜いて頂き感謝します。言わずとしれたカリフォルニア ピノノワールの最高峰ーといったところでしょうか。 トップノートは強すぎないグリーンノ…

Marsannay Rouge L’Ancestrale2014(Sylvain Pataille)

マルサネ ランセストラル(シルヴァンパタイユ) 最近話題の作り手。そのTop cuvée になります。開けるにはだいぶまだ早いということを念頭に書いています。ガチガチではないのですがポテンシャル飲みです。 その上でかなりの野心作だとは思います。ブルゴーニ…

Bourgogne Rouge2017(Bernard&Thierry Grantnay)

ブルゴーニュ ルージュ(グラントネイ) 裾物のACブルゴーニュが平気で5k越え、一流生産者に至っては10kは必要となってしまったーこの時代において、このワインは素晴らしかったです。 畑はヴォルネイ下部のコンドメーヌ、ヴェーヴ、モンプーラン。モンプーラ…

Vosne-Romanee 2008(Hudellot-Baillet)

ヴォーヌロマネ(ユドロバイエ) 17VTの資料を元に、畑はバロットに0.07ha、平均樹齢15年、一回使用樽100%、年生産300本。 所謂”レア物”と言う部類に入ってきてしまうのかもしれませんが、レア物=美味しい という構図が簡単に成り立たないところがこのワイン…

M-S-D 1er cru Les Monts Luisants 1991(Pernia Rossin)

モレサンドニ モンリュイザン(ペルナンロサン) 今やなくなってしまったドメーヌで、暫く前に一連のバックビンテージが放出されていました。畑的にはポンソが白を作っていることもありなかなか面白味のある畑です。 好みの飲み頃はあると思いますが、美しく枯…

Gevrey-Chambertin 1er Clos St-Jacques V.V.2006(Fourrier)

クロサンジャック(フーリエ) 今年も人生もワインも回顧する季節となってきてしまいました。自然派にしろイタリアにしろブルゴーニュにしろ今年もなかなか心に残るワインに出会えることができました。何より多くのワインラヴァーの方々と出会えたのが1番の財…

HCdN 2015(Francois Lamarche)

オートコート ド ニュイ(フランソワ ラマルシェ) 明らかに変貌を遂げてきたのは2010年くらいからでー、それでも当方含め猜疑心の強い昔からブルゴーニュ愛飲家はスルーを2,3年は続けていたのではないでしょうか? リアルワインガイドのお勧めも入り?エレガ…