それでもワインが飲みたい

土日更新の脱力定期ワイン便です

2024-01-01から1年間の記事一覧

Sancerre Blanc Les Boucauds 2021(Claude Riffault)

サンセール ブコー(クロードリフォー)短期間で何本飲んだでしょうか? 個人的に飲み進めていくうちにギベルトーがフレンチ、ビストロ系の食事に合うとしたらこちらのワインは確実に和食だろうということでまぁ、持ち込む価格帯のクラスメントではないものの…

Bourgogne Pinot Noir2012(Bachelet)

ブルゴーニュ ピノノワール(バシュレ)ここ最近半年に一度くらい飲んで定点観測しているワインです。現行VTを考えるとなかなか贅沢かなと思うのですが果たして今回はどうでしょうか。香りは乾燥タバコ、スーボワ、檜、湿った黒土、黒系果実が感じるものの輪郭…

Sancerre Blanc Denisottes 2021 (Claude Riffault)

サンセール ブラン レ デニソット(クロード リフォー)先日、高校の同窓会がありました。担任の先生が退官されるとのこと。卒業してから会っている人間は3人のみで1人は蒸発してしまってので 今では2人。他のみんなとは卒業以来の再会となります。 意外に会っ…

Meursault Le Pre de Manche2013(Douhairet Porcheret)

ムルソー プレ ド マンシェ(モンテリー ドゥエレ ポルシュレ)赤は個人的にはVTは選ぶもののそこそこ何でも美味しく飲め、ACブルはなかなか好きで飲んでます。白はさほど経験はないものの、リリースしたての17年のモンテリー デュレスの白なんかはなかなか良…

Sancerre Blanc Les Chasseignes2021 (Claude Riffault)

サンセール ブラン レ シャセーニュ(クロードリフォー)最近はこの作り手やギベルトーを集中的に飲んでいて成長とまでは言わないものの自身の感性もまだまだ感じるものがあるんだなぁ、と感じさせられるものがあります。やはり物事は何も感じなくなくなった時…

Nuits Saint Georges 1er Les Petits Plets2011(L’arlot)

プティ プレ(ラルロ)前回飲んだ時は真っ黒に覆われていて宇宙の暗闇に沈んでおり、クローズ期というよりもしかして失敗した?としか感じようがなかったこのワイン。 最後の1本ながらあけてみました。香りは独特の全房発酵の青み、漆黒に覆われていたであろう…

Bourgogne Côte d’Or cuvée V.V.2021(BERTRAND AMBROISE)

ブルゴーニュコートドールVV(ベルトラン アンブロワーズ)21年物のブルゴーニュは生産者の限られたコメントを見てみるとクラシックな年という言葉を比較的見かけますが、まぁ個人的にいくつか飲んでみて思うのは赤に関して少し時間を要するワインが多いかな?…

Sancerre Blanc Les Boucauds 2021(Claude Riffault)

サンセール ブコー(クロード リフォー)さて、ボトル差がないか早々に2本目です。 やはり1本目と変わらない印象で適度な要素がありながら決して重くなっていることはありません。満遍なく張り詰められた塩気を感じるミネラルは歪みなく端正、しっかりとした酸…

Saumur Blanc2021(Guiberteau)

ソミュール ブラン(ギベルトー)白い岩、若いパイン、少しの火打ち石、液体に馴染んできている樽、香りは弱くないもののタイトにまとまっています。 味わいも熟成の影響なのかVTの問題なのかはわかりませんが、21年のミネラル主体というよりは少し熟し始めた…

R Barrique V.d.F. Vinifie par Junko (Domaine Christian Binner)

ヴィニフィエ パー ジュンコ(クリスチャン ビネール)今日は手短に。 最近シャルドネ、アリゴテ以外の白ワインを集中的に飲んでおり、なんだか楽しくなってきて(笑)調子をこいてこんなのを購入してしまいました。 人間、調子がいい時というのは謙虚に生きてい…

Saumur Blanc2021(Guiberteau)

ソミュール ブラン(ギベルトー)ブルゴーニュを飲み進めていくとそのVTの天候から来る全体の収量や専門家がつける出来の良さというものも気になってくるものなのですがロワールなどはどうなのでしょうか?一応VTチャートはあるもののあまり気にしたことはあり…

Bourgogne Blanc2013(Hubert Lamy)

ブルゴーニュ ブラン(ユベール ラミー)前回飲んだのが3年半前。その時はあまりのミネラル水ぶりに"まるで成長してない"という漫画slam dunkの安西先生の言葉を思い出してしまったくらいなのですが、笑 果たして今回はどうでしょうか?香りはやはり依然として…

Saumur Blanc2020(Guiberteau)

ソミュール ブラン(ギベルトー)こちらはこの作り手のエントリーキュヴェ、さていかに。 香りは火打ち石、カリン、淡く蜜と樽、白と薄い黄色の花、気品はエントリーキュヴェから兼ね備えています。 味わいもダレない引き締まった果実ながらシリアスになりすぎ…

Saumur Breze2019(Guiberteau)

ソミュール ブレゼ(ギベルトー)さてこの時期にいつも書いているLamyですが、個人的にここからのLamyが今のフーリエの様に何となくダラダラと行くのか(失礼!)神格化していくのか興味があるところです。 ラミーについては超密植と言う誰もおこなわない道をい…

Bourgogne Aligote2021(Michel Noellat)

ブルゴーニュ アリゴテ(ミッシェル ノエラ)なんだか気がつけば1月も最終の土日で今年も既に12分の1が終了しようとしていてトーマスマンの小説ではないですが、1週間位の療養予定のはずがうっかり7年近く経っていたみたいな感覚はきっと自分だけではない様に…

Bourgogne Pinot noir2021(HUDELOT BAILLET)

言葉は悪いですが17年辺りを最後に理解不能になり買うのをやめてしまった作り手です。14年はバランスが良く個人的になかなか好きだったのですが、それから年々濃くなり15→16→17と年々濃くなるACブル三部作が爆誕。エレガントに流れたはずの17も濃ゆくとりあ…

Bourgogne Cote-d'Or Rouge2020(Domaine Bart)

ブルゴーニュ コートドール(バール) 香りは赤果実4、黒果実6くらいの割合、そこからナチュール的ではない濃い目の梅、ダークチェリー、乾燥タバコと少しの煙、灰色の岩。ミドルトーンからロウトーンの落ち着いた果実を想起させる香りで冷涼感もあります。 味…

Clos de La Roche 2003(Gerard Raphet)

クロ ド ラ ロッシュ(ジェラール ラフェ)凡そ20年前にTV、携帯(当時スマホは無い),インターネットのどれか一つをやめようと思ってTVを見る事をやめました。それから20年TVはスポーツを見る位で殆ど見ないできています。スポーツを見るといっても年間自らテレ…

Ch.RIEUSSEC1996

シャトー リューセックさて2024年が始まりましたが所信表明として今年は何かを始めるというより何かをやめる事を試みたいと思います。というわけで収支決算について考えてみました。ここでは単純にお金の話だけではないです。 例えば学問や学術にも収支とい…