それでもワインが飲みたい

土日更新の脱力定期ワイン便です

Clos de La Roche 2003(Gerard Raphet)


クロ ド ラ ロッシュ(ジェラール ラフェ)

凡そ20年前にTV、携帯(当時スマホは無い),インターネットのどれか一つをやめようと思ってTVを見る事をやめました。それから20年TVはスポーツを見る位で殆ど見ないできています。スポーツを見るといっても年間自らテレビをつけている時間は12時間も無いです。それとは裏腹にYouTubeは結構見ちゃうかな。苦笑
今年はSNSの使用をうまいこと控えたいと思っているのと同時にワインのバックビンを買って放ったらかしにしとくのもやめないとなぁ、と思っています。酒も弱くなりつつあるのに積み上がるっているACブルの在庫 笑 を見てややぞっとしいる年始です。断捨離したいことは日々たくさんあるのですがこちらも果たしてうまくいくのか。ちょうど2003年にヒトゲノム全塩基配列が解読されてから20年。果たして人類はどこに向かうのか。
そんな事を思う年始であります。

閑話休題 

こちらも20年前のものになりますね。
香りはカカオ、赤系果実、弱いながら湿った土と森、淡くブラックチョコ、少しの時間経過で萎れる前の赤い花、ジュヴレとはまた違った鉄分。
全ての香りは強くないものの綺麗に熟成していて弱ったところはない香りです。
味わいはまずはこのビンテージ特有の甘みがあり果実はすでに渾然一体、酸味もVTらしく温かみがあり強くはないです。飲んでみると熟成によりそれらが混然と混ざり合い口内へ広がります。余韻は長くないですが優しさが残る。笑
アペラシオンの特徴でしょうか、
力強さ、威厳、品格というよりも包み込むような包容力のある液体になっています。
グランクリュ然としているかは微妙なところですがひねたとこなどなく全くなく楽しめる液体になっていました。


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