それでもワインが飲みたい

土日更新の脱力定期ワイン便です

Ch.RIEUSSEC1996


シャトー リューセック

さて2024年が始まりましたが所信表明として今年は何かを始めるというより何かをやめる事を試みたいと思います。というわけで収支決算について考えてみました。ここでは単純にお金の話だけではないです。
例えば学問や学術にも収支というものがあり、時間をかけて丹念に調べ上げ、さりげなく控えめなものとして発表する。収入というのは大量の書籍を買い込み、時間をかけて読んで自分の中で丹念に咀嚼していく事で、金銭的には持ち出してあって一文の得になりません。それに対して支出は講演してお金が儲かったりうっかり有名になったりする事を言います。ここで収入と支出が反対だろと思われるかもしれませんが、お金の出入りと精神の豊かさは反比例するという事です。
人前で話したり講演したりしたことがある方ならわかると思うのですが、話せば話すほど自分の中にあるものが外に出てしまって自分が何となく空っぽになっていくのがわかります。(あくまで自分から見た話です)それに対して図書館や自室にこもって調べ物や新しい事を吸収している時の充実感。自分の可能性が広がっていくのが朧げながらわかります。ワインももしかしたら買っている時の方が充実感あるかもしれないですね。
まぁ、はっきり言ってしまえばこんな駄文を毎週並べているだけでも多少疲弊してきます。笑
良くも悪くも多くの人と繋がれて自分の切り売りをして承認欲求的なものは満たされているはずなのに関連アルゴリズムの影響かセルフカスタマイズした自分の卑しさを知ってか、知らないうちに魂まで切り売りしてしまっている為かどこか空虚感を感じている人は少なくはないように感じます。
ある程度までいけば上には上がいる事を知りますし本当にすごい人というのは表にはそう出ませんし、しかしながら出会えば至って謙虚です。

今年は言葉に気をつける。笑 
インプットの増加と無駄なsns使用からの一早い脱却。(商売で使っているわけないので)
出会える人とは出会えると信じて行動する。

果たしてどうなっているかはともかくとしてこれを心に思う事始めなのでした。

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