ヴォルネイ クロ デ シェーヌ(グラントネ)
基本的に自分の記憶とアウトプットの為に書き始めたこのブログ。上を見ればキリがないので、あくまで興味を持てれば誰でも買えるし飲める物を中心に取り上げてきたつもりですが、(自分のお小遣いなどたかが知れてるし)どーにもブルゴーニュ市場がそんな悠長な事は言ってられなくなってしまっているなぁ、と感じているのは当方だけではないはずです。毎年10%ずつ上がっていくとあら不思議、複利が効いて7年で倍の価格。特に今後リリースされるグランクリュはこの先ずっとこんな感じでしょうか。世を見渡してみると急な円安進行、世界的混乱による輸入の影響、物価上昇、ブルゴーニュの収穫減、世界的需要の拡大など価格は上がる要素しか残されていないという寒気すらする状況。遠い目、無邪気に薄くなっていく髪…笑
お金は限られているのでさてどうしよう。。
このワインも少し前までは普通に買えたのですが、今や瞬間蒸発品というかそもそも数が入ってない模様。
香りも味わいもポテンシャルを汲み取りながらの試飲でしたがミネラルの殻の中に赤系や朱色の果実があるのがわかる程度。しかし独特の艶があり、しっかりと時を待てばいいワインに成長していくと思います。価格はまだ値頃感があるだけに買えないのは本当に残念なので、残りを大切に飲むことにします。