それでもワインが飲みたい

土日更新の脱力定期ワイン便です

Bourgogne Aligote 2018(Digioia-Royer)


ブルゴーニュ アリゴテ(ディジオイワ ロワイエ)

まぁ、本当にブルゴーニュの高騰には驚くばかりだ。2019トラペのシャンベルタンが10万超え。うむ、2014年のマグナム価格だ。5年で倍か。
もはや古参のかなりのみつけていた方の言葉で、ゆっくり緩やかに日々を楽しむワインとして(飲みつけているので要素やポテンシャルはすぐ分かる)"下山系"という物があるとして、今のブルゴーニュは入山すら出来ない状態ではないか。笑 もはや金銭的にも娯楽的にも精神的にも入山制限がしっかりかかっていて、そうなると例えばちょっとお手頃な(と言っても安くはなくなってきている)自然派に行ってしまって、ハニーナチュラルトラップに引っ掛かってしまう。
まぁ、確かに経験のない人が飲んだら酢酸に侵されていても、こんなワインがあるんだ!すげぇと思い込んでしまう可能性がある悲劇。それとは反対に最高峰に無酸素単独登頂中の人もいるわけで、最早とてつもない修行(試飲)と莫大な経験を積んできていて誰も何も言えなくなってしまう。そうなると自分で自分を引っ張るしかなくその行為がまた切ないものとなってしまうという悲哀。まぁ、これは自分の人生への戒めとして自分につぶやいているのですが、修行とは時に人を傲慢にさせる事があるという事です。
まぁ、こちらは登山も下山もせずに常に隙間を狙ってはいるもののもう殆ど隙間修行もないです、はい。笑
このアリゴテも2000円位でフツーに飲めるアリゴテですがこれに500円くらい足してジャドのブーズロンを買った方が要素もあり全然楽しめます。ボトル差はあるものの同価格帯のジャドの良さが際立ちます。

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