それでもワインが飲みたい

土日更新の脱力定期ワイン便です

2021-01-01から1年間の記事一覧

Morey-Saint-Denis2011(Lecheneaut)

モレサンドニ(レシュノー)さ、忘年会の季節に入ってきてここからは古くからの友人と肩肘張らず心置きなく飲むわけですが以前、俺たち世代の3K問題は"金・結婚・髪"ということを書いたような気がするのですが、もっぱら金と結婚の話には脇見すらせず、1年間ど…

HdB Mazis Chambertin2004(La Gibryotte)

マジ シャンベルタン(ジブリオット) 今年も年末になり色々と思い浮かべているのですが、個人的には色々と苦しい事のあった最終年となりました。(というかそうあってほしい)ここでは自分の整理のために、いつもと違う感じになります。 ✳︎ 少し前に母を看取っ…

Vosne-Romanee2019(Meo-Camuzet)

ヴォーヌロマネ(メオカミュゼ) 貴族的な振る舞いで、どこか鼻持ちならないところを嗅ぎつけてしまうためなのか??ブルゴーニュを飲み込めば飲み込むほど縁遠くなってしまいそうな作り手ながら近年は評価も鰻登りの上がりっぱなしでやはりなんとなく気になる…

Marsannay Les Longeroies2019(H.Charlopin)

マルサネ ロンジュロワ(エルヴェ シャルパン)今、少し話題を振りまいているこの作り手ー、まぁ、なんといっても価格が安く、パスグラ、コトーブルギニョン以下の価格で村名ワインが飲めてしまう。アペラシオンを考えても安い、安すぎる… 本来はフィサンが良…

Bourgogne Rouge 2013(Lucien Boillot)

ブルゴーニュルージュ(ルシアン ボワイヨ)畑はジュヴレシャンベルタン村「LesCornuets(レコルニュエ)」とヴォルネー村の「LesGrandesTerres(レグランドテール)」にあり、広さは約1ha、樹齢は約60年で色調が濃く、豊かな果実味ときれいな酸味があり、バラ…

MarangesV.V.2019(Bachelet-Monnot)

マランジュVV(バシュレ モノ)基本的には白の作り手、ラミーと共に期待されている作り手、ラミーがここまでかと言うほどストイックに作るのに対して、この作り手は畑も幅広く持っているため、テロワール の表現が上手いとされたいます。ラミー好きからすると…

Vosne-RomaneeV.V.2014(Robert Sirugue)

ヴォーヌロマネヴィエイユ ヴィーニュ(ロベール シリュグ)はっきりと某誌55号で疑問符と酷評され始めたこの作り手。まぁ、ざっというと抽出が強くニュアンスに乏しいと言うことを言っているのですが、多分これは現地試飲のはずで、一般消費者の我々が飲むの…

Vosne-Romanee 2018(Laurent Ponsot)

ヴォーヌロマネ(ローランポンソ) どうにも、こうにも気になっていたcuvée です。17年ジュヴレを飲んでみて、独特の還元という気難しさは見せるもののそれが解けてくると柔らかく果実が飛び込んできておー.と唸る体験をしています。そしてこのヴォーヌロマネ…

Bourgogne Aligote Clos du Roy2018 (Sylvain Pataille)

ブルゴーニュ アリゴテ クロデュロワ(シルヴァン バタイユ)今年の初めの方に飲んだキュヴェ。17VTのこのcuvée は飲んで、ないものの、飲まれた方によるとイマイチ酢酸に侵されているのか菌が繁殖したのがあまり状態としてはよくなかったと聞いていました。実…

pommard 1er Les Algillieres(Lejeune)

ポマール レ ザルジリエール(ルジューヌ)比較的古典的な作りを今もしていると思っているのですが、最近は柔らかさも兼ね備えた作りにもなっていているので若い時に飲んでも比較的美味しく飲める印象があります。 こちらも、ポマールというテロワールでありな…

Bourgogne Aligote 2019(CHAVY-CHOUET)

ブルゴーニュ アリゴテ(シャヴィーシュエ)何故かたまにいく酒屋に特売で売られているこのお酒。アリゴテは酸っぱいとディスられますが最近のアリゴテの品質はどこもよく価格も高騰中。そんな中で2000円以下のブルゴーニュアリゴテはありがたいてます。まぁ、…

CHABLIS 1er MONTÉE DE TONNERRE2018(SAMUEL BILLAUD)

シャブリ モントドトネール(サミュエル ビロー)こちらは飲ませてもらった物になります。 普通のシャブリを飲んで固かったと聞いたので、その日の都合上色々あり7時間前抜栓、コルク逆刺しということでいただきました。 事前抜栓が功を奏したのか、香りは繊細…

Bourgogne Cote-d'Or Pinot Noir2019(Jean-Marie Bouzereau)

ブルゴーニュ コードドール(ジャンマリー ブーズロー) やはりポテンシャルは高いーと言うのが個人的印象で前回のポルシュレと同じ畑のロンボワ。 リリースしたばかりでちと硬いかもしれませんがそれでも素性の良さは隠せずに、チェリー、フランポワーズ、ブ…

Bourgogne Rouge2018 (Douhairet Porcheret)

ブルゴーニュ ルージュ(ドゥエレ ポルシュレ)好きなドメーヌの好きな広域になります。18は全体的にするんしていたのですが、ここのは試してみました。 香りはブルーベリー、ブラックベリーが最初に立ち上がるものの、木苺や奥から赤いベリーもしっかり出てき…

M-S-D 1er Clos des Ormes(G.Lignier)

モレサンドニ クロ デ ゾルム(ジョルジュ リニエ)このワインはかなりお世話になったワインでまぁ、タイミングによって状態はやや違うものの熟した古酒を勉強するには価格的にとてもリーズナブルだったワインで大変ありがたがったのですが、最近はそう言うワ…

Bourgogne Aligote Les Auvonnes au Pepe2018(Sylvain Pataille)

アリゴテ オーボンヌ ぺぺ(シルヴァン パタイユ)こちらは2度目になります。 まぁ、パタイユのアリゴテシリーズで個人的には最も気に入っていたので次のビンテージも購入するということを前提に開けてみました。 1度目よりはやや締まり気味なのか硬質さを全面…

KURISAWA BLANC2019(NAKAZAWA VINEYARD)

クリサワブラン(ナカザワ ヴィンヤード)性格の悪い自然派ワインラバーからのブラインド。 香りは桃、白い花、果実などフルーツ感満載でありながら南の感じのだれた果実感ではない。 味わいは柔らかい…強めではないけど酸もあるし、ちと熟成してるかなー、色…

Chambolle-Musigny 1er(Vincent Jeanniard)

シャンボールミュジニープルミエクリュ(ヴァンサンジャニアール)ブルゴーニュ好きは憧れを抱くアペラシオンながら結構難しい土地で石灰系ミネラルが強くてそっぽむかれたり、エレガンスなのか薄いのか判別に困ったり…苦笑 かと思えば最近のユドロバイエの様…

Saint-Aubin 1er Cru Derriere chez Edouard Rouge Vieilles Vignes(Hubert Lamy)

サントーバン デリエール シェ エドゥアール(ユベールラミー) 暑い夏を快適に過ごすにはたった一つしかなくて自分の最も好きな事だけやっておくのが1番なのですが、まぁ、どこにも行けないし、盛り上がりもしないオリンピックでも見てるしかないかーと思って…

Bourgogne Aligote 2018(Hudelot-Noellat)

ブルゴーニュ アリゴテ(アランユドロノエラ) さて、今日でオリンピックも閉幕。人それぞれ思うところはあるのは個人的には十分と言って良いほど楽しませてもらいました。ま、明日からコロナ感染のニュースしかやらないのかな…閑話休題こちらも赤の名手のアリ…

Fixin2019(Berthaut Gerbet)

フィサン(ベルトージェルベ)さて看板キュヴェのこちら。 こちらも一応毎年飲んでいて昨年はしっかり濃かったような気もしますが今年は? 香りは全房の感じにブラックベリーが主体的で赤いチェリーも、奥に隠れているのがわかりますがそれに加えてチョコレー…

M-S-D Blanc2014(Dujac)

こちらはモレサンドニの白ということでなかなか変わっているのですが、興味はあるもののお値段は結構張ってしまいなかなか手に取ることができなかったのですが、運良くセールと言うタイミングに出会えたのでこの機会に買ってみました。 やはりニュイの白らし…

HCdN2019(Berthaut Gerbet)

オートコートドニュイ(ベルトージェルベ)毎年飲んでいるこの作り手のこの銘柄。 今年は入荷が何故かかなり早いと言うことでちょっと出鼻を挫かれた感は否めないのですが気を取り直してstart。 ここは方向性が定まっていないとまではいいませんが、毎年やって…

HCdN Blanc2019(E.Rouget)

オートコートドニュイ ブラン(エマニュエル ルジェ )こちらも名手の白ということになるのでしょうか。赤はもう買えない…苦笑 金銭的に買えるACは数量が少なくすぎて買えない、というよりもはや見かけない。泣 パスグラの18は濃厚すぎて放置確定。今後の狙い…

Bourgogne Aligote 2018(

ブルゴーニュ アリゴテ(アランユドロノエラ)こちらの作り手も赤の名手になり、値段も遠く手の届かないところに行きつつあります。 最近では白のムルソーを出しているようで、、そちらも素晴らしいようです。 まぁ、当方は変わらずに名手のアリゴテを飲むーと…

Bouzreron 2018(Villaine)

ブーズロン(ヴィレーヌ)こちら名手のアリゴテーといったところでしょうか。 若いレモンに、白い岩とハッカと煙が少々ずつ混ざった香り。押し出しも強くなくしっか豊満な果実というよりは硬質なミネラルとタイトな果実な香り。樽の要素は感じないです。 味わ…

Bouzeron 2018(Louis Jadot)

ブーズロン(ルイジャド)大手ネゴシンアン兼ドメーヌで一般的には大手ネゴスというだけでdisられる傾向にあるのはあるのですが、このドメーヌはちと油断ならないー、と言うのが個人的にはあります。 そうは言ってもキュヴェは慎重に選ぶ必要があり、やはりド…

Bourgogne Aligote les Chagniots2019(Chantereves)

ブルゴーニュ アリゴテ レ シェニョ(シャントレーヴ)どうやらこちらが念願で初めての?ドメーヌ物らしいアリゴテ。産地はどこか不明ながら、生産者からの消費者レターには、可能であればしっかり熟成を、、、と言うお言葉が添えられています。樹齢は100年の…

Bourgogne Blanc2019(Chantereves)

ブルゴーニュ ブラン(シャントレーヴ)日本ワインはしっかりブームに乗り遅れてしまったので、、、というか資金的にも厳しいので 苦笑 世界で活躍する日本人醸造家のワインを飲んでいきたいと思います。黄色い柑橘、若い林檎、グレープフルーツ果皮の苦味、う…

Paleo Bianco 2005(Le Macchiole)

パレオビアンコ(レ マッキオーレ)完熟の旨さもあるのですが、やはりこの銘柄のポテンシャルの高さが体験できる良い機会になりました。以前98を飲んでいてそちらも死んでいなったし、若い時も若いながら楽しめる銘柄です。比率は忘れてしまいましたが、ソーヴ…