それでもワインが飲みたい

土日更新の脱力定期ワイン便です

2021-01-01から1年間の記事一覧

Chambolle Musigny Les Bussieres Vieilles Vignes2006(Olivier Jouan)

シャンボールミュジュニー ビッシェール(オリヴィエ ジュアン)本拠地はモレサンドニで、尚且つ今とスタイルは若干異なるかもしれないのですが、こちらをあけてみました。ルーミエさんのモレサン ビッシェールは今となっては全く手の届かない存在。昔は不人気…

Recioto di Gambellara Classico2010(la Biancara)

レチョート・ディ・ガンベッラーラ・クラシコ(ラ ビアンカーラ)結構甘口なワインは好きでたまーに猛烈に飲みたくなる時があります。 こちらは自然派のレチョートで亜硫酸無添加?かな。甘口ながらだいぶ色が透けていてこれはこれで面くらいます。アルコール…

Saumur Champigny Franc de Pie 2012(Domaine des Roches Neuves)

ソミュール シャンピニー フランドピエ(ロッシュ ヌーヴ)ブルゴーニュピノノワール以外にもやはり気になる作り手は結構いて、あくまでー価格的にも、入手度的にも手に入るということが前提なのですが、この作り手などそれにあたります。 ローヌの自然派、ブ…

Bourgogne Blanc2017(TOLLOT BEAUT)

ブルゴーニュブラン(トロボー)白は積極的には買わないもののやはり気になるのはなんとなく飲んでおきたいもの。 こちらも価格はまぁ、そこそこ許せる範囲としてなかなか入手困難であったらとっとと買うべきアイテムかもしれません。難点を挙げればボトルがデ…

Bourgogne Aligote 2014(Mikulski)

ブルゴーニュ アリゴテ(ミクルスキー);性格の悪い自然派ワインラバーからのブラインドー。 む?全く自然派ではない。危うさはおろかむしろクラシカル。香りは若い黄色の柑橘系、樽の要素はあまり感じず。 味わいは蜂蜜レモンジュース。甘さもほぼなく酸が伸…

Bourgogne Pinot Noir 2015(Domaine Royet)

ブルゴーニュピノノワール(ロワイエ)久々に飲んで色々とちょっと驚いた銘柄。何がーというとかなりクラシックすぎる作りに。笑 15年という暑い年を感じさせらない果実味、やや平坦ながらガラスのミネラルの方がカチッと張っているような酒質。 リリース当…

Grotte Alte2013 (Arianna Occhipinti)

グロッテアルテ(オキピンティ)シチリアのエレガンス、オキピンティが作るトップキュヴェの13を開けてみました。前回08を飲んで、一緒に飲んだ正確の悪い 笑 自然派ワインラバーと再び飲む機会に恵まれたのでお互いのお勉強のためにもということで。当然なが…

Nuits Saint Georges 1er Cru Cuvée Les Petits Plets2011(Domaine de l'Arlot)

プティプレ(ラルロ)この年から醸造責任者が変わって果たして味筋はーという事で飲んだのですが意外にドゥヴォージョ節炸裂というよりはこの地のテロワールを感じられるワインになっています。 赤黒の両方の果実に黒い大地香、タバコの葉、重心は比較的低く、…

Nuits Saint Georges 1er Cru Cuvée Les Petits Plets2010(Domaine de l'Arlot)

プティプレ(ラルロ)抜栓したてから基本超絶Dryな味筋がわかります。それでも香りは赤い果実に奥から紫のラベンダーが少々、黒い大地香、黒蜜も殿からほんのりと。そして多分、全房発酵なのかな?そっち系の香りもします。香りはまだ探そうと思えば熟成からく…

Gevrey-Chambertin V.V.2007(Serafin)

ジュヴレシャンベルタン(セラファン)良い作り手と知っていながら老舗故なのか、昔から価格はしっかりついてしまっていたのと、やはりクラシックなので飲み頃をしっかり待たないといけない作り手で人気的には爆発はしていないです。 それでも名手の村名VV、07…

CdNV(CHAUVENET-CHOPIN)

コートドニュイヴィラージュ(ショーヴネ ショパン)残念ながらこの年でドメーヌを、閉めることになってしまったこの作り手。近年は品質をアップせていると言うこともあり、少し前にプティヴージョを当方も飲んでおります。ま そこでも確か書いたと思うのです…

Morgon Vieille Vignes2014(Jean Paul Thevenet)

モルゴン(ジャン ポール テヴネ)ヴォジョレー地区の自然はワインの重鎮で。ギャングオブフォーなどともれ呼ばれているお一人のようです。 この辺はもう少しゆっくりと寝かせてー、というのが可能であれば選択的には正しいと思っているにですが、自然派ワイン…

Bourgogne Passetoutgrain2013(Trapet)

最近評価が絶賛鰻登り中のこの作り手。まぁ元々いいワインは作っていたのですが価格はそんなに優しくないのと、キュヴェによってはふわりとしすぎていて、芯がないように感じてしまうのも爆発的に人気になっていない要因かもしれません。 こちらはガメイも半…

Bourgogne Cote-d'Or Pinot Noir2018(Jean-Marie Bouzereau)

ブルゴーニュ コートドール(ジャンマリーブーズロー) ピノ・ノワール種100%。ヴォルネー村に位置す「Les Lombois(レ ロンボワ)」の区画の葡萄を使用。葡萄は1990年に植樹されたものが中で手摘み収穫後、畑と醸造所の選果台で選別してから100%除梗。琺瑯タ…

Gevrey-Chambertin aux Corvees Vieilles Vignes2015 (Guillard)

ジュヴレシャンベルタン オー コルヴェ(ギイヤール)重ね合わせた赤い果実、ブラックペッパーに黒い大地香、そこにグリーンの清涼感の伴うハイトーンな赤系果実にビターな余韻。 まだまだ5分咲きながら良いワインが持っている香りを解き放たっています。15年…

Bourgogne Passetoutgrain2014(LECHENEAUT)

パストゥーグラン(レシュノー)こちらもデイリー価格で楽しめるのですが味わいは残念ながら硬かったです。 ガメイのふくよかさもピノノワールの伸びやかさも出ておらず沈黙状態。 ただグラスか、液体が少なくると要素の片鱗は見え、数日後には甘辛な香りが出…

Bourgogne Aligote 2014(LECHENEAUT)

ブルゴーニュ アリゴテ(レシュノー)さて緊急事態宣言下の中のゴールデンウィークという事で男1人のブルゴーニュ飲み。しかもデイリー価格で勝負だ。笑 とは言いつつ当方の周りにまず2000円以上のワイン買う猛者はいない… ということはやはり自分の定説通りお…

Bourgogne Rouge 2016(Berthaut Gerbet)

ブルゴーニュ ルージュ(ベルトージェルベ)飲んだ当時、前年までとスタイルの違いを明らかに感じたこの作り手。16の広域ながら開けてみました。 VT的には全ての生産者が苦労した年で生産量は激減。かなり選りすぐった葡萄しか使われなかったはずです。広域な…

Ambre Rouge 2019(Trapet Alsace)

アンブル ルージュ(トラペ アルザス)個人的に最近とても気になっている作り手で少し飲み込んでいきたいとは思っているのですが…いい作り手だとは思うのですがやはり価格がちょっと高めな為、爆発的な人気まではいってないのはそこだけなのではないかなぁ、と…

Bourgogne Rouge 2015(Berthaut Gerbet)

ブルゴーニュ ルージュ(ベルトージェルベ )少しスタイルの変化を見たいと言うことで裾物の広域ながらこちらを開けてみました。 リリースしたてはしっかりした太陽を感じる果実にヨードの香りがあったのですが、果たしてー。 香りはだいぶこなれてきていて、…

Fixin En Combe Roy2017(Berthaut Gerbet)

フィサン アン コンヴ ロワ(ベルトージェルベ )18のこの銘柄があまりにも濃く強かったので17を開けてみることにしました。まぁこれも1年ぶりにこんにちは、なワインです。笑 香りはベルトー特有の深紅の薔薇に朱色が混ざってくるイメージ。そこから全房発酵…

Savigny les Beaune 2017(Simon Bize)

サヴィニー レ ボーヌ(シモンビーズ)続けてこちらも1年前に飲んだシリーズ。 まぁこの銘柄は色々とありかなりブルゴーニュ好きで飲み込んでいる人には話題になった。 というわけで果たして今回はー?? 香りは、しっかりクローズ気味。苦笑 それでも1時間位…

Saint-Aubin 1er Champlots2013(PYCM)

サントーバン シャンプロ(ピエール イヴ コラン モレ)ちょうど1年前くらいに同じcuvée を開けております。ボトル差だと思うのですが、1年前と比較して随分色がついたなぁーと。 ただ香り、味わいは共に健全で、香りは若いレモン、グレープフルーツ、ミント、…

CdNV Clos du Chapeau2014(L’arlot)

クロ デュシャポー(ラルロ)強く逞しく複雑性と要素満載なワインで圧倒されたい時もあるのですが、1週間おつかれ〜ペコリンコ〜としみじみと飲みたい時っていうのもあります。 そういう時は薄ウマ(死語?)が良いわけで、しかしなかなか薄ウマなワインも現状な…

Bourgogne Aligote 2018(E.Rouget)

ブルゴーニュアリゴテ(エマニュエル ルジェ)最近色々と飲み漁っているブルゴーニュアリゴテ。こちらのアリゴテはしっかりとアリゴテらしく蜂蜜レモン感が満載。香りも若いしっかりとした柑橘系を感じさせてくれます。ただ…値段は裾物なのでリーズナブルだと…

M-S-D 1er Clos Sorbe2016(Frederic Magnien)

モレサンドニ クロ ソルベ(フレデリック マニャン)こちらも最近評価の高くなってきている作り手。同じcuvée で普通の樽で発酵物とアンフォラ発酵物で分けたりとなかなか実験的なことをしています。そういうことをしているわけでとてもcuvée 数が多い。苦笑 …

Vougeot 1er Cru Les Petits Vougeot2016(CHAUVENET-CHOPIN)

ヴージョ プティヴージョ(ショーヴネ ショパン)先代は偉大な生産者で現在はもう存在も価格も手の届かないところに行ってしまっています。代替わりした、こちら。当初はイマイチ作品を連発していたようで、"しょーもねぇショパン"などと揶揄される始末。泣 し…

Saint Bris2019(Raphaëlle Guyot)

サンブリ(ラファエル ギュイヨ)Cuvée 名は正しくないかもしれませんm(__)m最近話題の女性の作り手。 以前お店で一杯飲んだことがあり、とてもいいワインだと感じたのでようやっと入手出来ました。サンブリなのでソーヴィニョンブランなのですが、、やはり価…

Bourgogne Aligote Champ Forey2017(Sylvain Pataille)

ブルゴーニュ アリゴテ シャンフォレ(シルヴァン パタイユ)VTは違うものの畑名付きの飲んでいないcuvée に出会うことができました。 こちらやはり、透明感乗る液体とミネラルに品のいい果実、レモン、グレープフフルーツの果肉、少しのフリンティととても美…

Bourgogne Rouge 2016(CHANTEREVES)

ブルゴーニュルージュ(シャントレーヴ)ブラインドー。 この出し手にして前回のものより断然良い。少なくともブルゴーニュで作るグルナッシュー、とかではないはず。笑構成は大きくないながら味にも香りにも赤い果実で柔らかい包み込むような優しさがある。女…