それでもワインが飲みたい

土日更新の脱力定期ワイン便です

Vougeot 1er Cru Les Petits Vougeot2016(CHAUVENET-CHOPIN)


ヴージョ プティヴージョ(ショーヴネ ショパン)

先代は偉大な生産者で現在はもう存在も価格も手の届かないところに行ってしまっています。代替わりした、こちら。当初はイマイチ作品を連発していたようで、"しょーもねぇショパン"などと揶揄される始末。泣 
しかし最近は自身のスタイルを掴んできたのか某RWG誌でもかなり絶賛。まぁ逆にこれがきな臭いと言う方もいるとは思うのですが笑
ワインは飲むまでわからない。

というわけでこちらの畑はレザの直下というロケーションも考えるとかなり良い訳です。香りは赤系と紫な果実にクロドヴージョっぽい黒土の風味がトッピングされています。
味わいもまぁ、良くも悪くも今のスタイリッシュなものではないです。16VTにたまに見られる妙な強さやネガティヴな感じを受けることはなく、ほのぼのとした感じでシャンボールとクロドヴージョを合わせて少しスケール感をこじんまりとさせた感じでしょうか。十分美味しく飲めますが飲み頃はまだまだ先でしょう。
ただどうでしょう…やはりユドロノエラやフーリエとの同じ畑と比較すると価格は1/3程度。はっきり言って超お得感はあります。それだけ人気のなさを物語っているのでしょうがそこまで悪くはないです。というわけで17と18もそこそこ飲んでみたいと思います。だって一級が普通の生産者の村名くらいなんだから。

にほんブログ村 酒ブログへ
にほんブログ村