それでもワインが飲みたい

土日更新の脱力定期ワイン便です

ACブルゴーニュ

Bourgogne Pinot Noir2012(Bachelet)

ブルゴーニュ ピノノワール(バシュレ)ここ最近半年に一度くらい飲んで定点観測しているワインです。現行VTを考えるとなかなか贅沢かなと思うのですが果たして今回はどうでしょうか。香りは乾燥タバコ、スーボワ、檜、湿った黒土、黒系果実が感じるものの輪郭…

Bourgogne Côte d’Or cuvée V.V.2021(BERTRAND AMBROISE)

ブルゴーニュコートドールVV(ベルトラン アンブロワーズ)21年物のブルゴーニュは生産者の限られたコメントを見てみるとクラシックな年という言葉を比較的見かけますが、まぁ個人的にいくつか飲んでみて思うのは赤に関して少し時間を要するワインが多いかな?…

Bourgogne Blanc2013(Hubert Lamy)

ブルゴーニュ ブラン(ユベール ラミー)前回飲んだのが3年半前。その時はあまりのミネラル水ぶりに"まるで成長してない"という漫画slam dunkの安西先生の言葉を思い出してしまったくらいなのですが、笑 果たして今回はどうでしょうか?香りはやはり依然として…

Bourgogne Pinot noir2021(HUDELOT BAILLET)

言葉は悪いですが17年辺りを最後に理解不能になり買うのをやめてしまった作り手です。14年はバランスが良く個人的になかなか好きだったのですが、それから年々濃くなり15→16→17と年々濃くなるACブル三部作が爆誕。エレガントに流れたはずの17も濃ゆくとりあ…

Bourgogne Cote-d'Or Rouge2020(Domaine Bart)

ブルゴーニュ コートドール(バール) 香りは赤果実4、黒果実6くらいの割合、そこからナチュール的ではない濃い目の梅、ダークチェリー、乾燥タバコと少しの煙、灰色の岩。ミドルトーンからロウトーンの落ち着いた果実を想起させる香りで冷涼感もあります。 味…

Bourgogne Pinot noir2014(HENRI GOUGES)

香りはここ最近にしては久々にクラシカルな感じ。というか保守。笑 まぁ強くは香りませんが、作為も感じません。黒系果実、鉛筆の芯や鉛、タバコの葉、そこから差し色として紫の果実。比較的品温から低いところから始めたので、品温が上がると熟したベリーが…

Bourgogne Pinot noir2018(Robert Sirugue)

ブルゴーニュ ピノノワール(ローベル シリュグ)香りはまず冷涼感があることに少し驚きます。そこから赤系と黒系果実が半々、柘榴、穏やかな黒土、テクニカル的なことは不明ですが少しの全房発酵を思わせる香り、但し嫌味にはなっておらず心地よい複雑性を与…

Bourgogne Rouge2020(Domine Amiot)

ブルゴーニュ ルージュ今年の夏は久々に湘南に遊びに行ったのですが、自分の認識している湘南とは隔絶された景色になっていて驚いてしまいました。湘南とはいえばコンガリ焼けた寝転んだgalに砂場の上をナンパ師達が所狭しと端から端まで練り歩くという光景…

Bourgogne Rouge2021 (CHRISTOPHE CHEVAUX)

ブルゴーニュ ルージュ(クリストフ シュヴォー)2021年VT事始め。香りはチェリーとベリーの赤系果実に黒土の大地香、灰色の砂利のようなミネラル。 味わいは液体は柔らかく優しめで赤系果実主体に酸味と果皮の程よい苦味がアクセント。 19年の広域にしては身…

Bourgogne Rouge Plan Gilbert2018(Hubert LIGNIER)

ブルゴーニュ プラン ジルベール(ユベールリニエ)香りは小梅、黒糖麩菓子、赤系果実、擦ったマッチ、小石などのミネラル、乾燥タバコ、スワリングでダークチョコ、ホワイトムース。 味わいもエキス系でありながら18年らしく果実味も乗ってきます。というわけ…

Bourgogne Pinot Noir Symbiose2020(Hubert Lignier)

ブルゴーニュ ピノノワール サンビオーズ(ユベールリニエ)ユベールという名前で思い出したのが2021年のオルヴォー物Lamyのクリオバタールは80万を超すとのこと。 所有している皆さんおめでとうございます、ありがとうございます。(所有していませんが)笑 基…

Bourgogne Pinot Noir2016(Bachelet)

ブルゴーニュ ピノノワール(バシュレ)香りは石灰色の岩、黒が混じる赤いバラ、梅、黒土、タバコ、ピジョンブラッドを思わせるような鉄分、鉛筆の芯。スワリングで一瞬艶感を感じさせるもののしっとりと落ち着いた香りに終結していきます。 味わいは少しの熟…

Bourgogne cote d’or 2020(Lippe Boileau)

ブルゴーニュ コートドール(リップ ボワロー)最近ワインを飲みつけてきた方々はまた別の楽しみ方をしているようでワインを混ぜて楽しむmixture wine(勝手に命名 笑)で楽しんでいるようです。その是非や賛否をどうこういうつもりは全くなく所謂、音楽で言うと…

Bourgogne Cote-d'Or Rouge2020(Guillard)

ブルゴーニュ コートドール(ギーヤール) この10年間でブルゴーニュが進んだことといえば親子での代替わりと自然派への流れだと思うのですが、自身の年齢を考えてもちょうど代替わりした倅、娘と同じ世代なのでそういうものだよなぁ、などと思っています。こ…

Bourgogne Rouge Les Paquiers 2019(JEAN LOUIS RAILLARD)

ブルゴーニュ レ パキエ(ジャン ルイ ライヤール)テクニカル情報ドメーヌがリュー・ディ“レ・パキエ”に所有する区画は、平均樹齢51 年、栽培面積0.35ha の小さな区画。 2019 年物は9 月20 日に収穫。全房比率10%。新樽比率20%、熟成期間15 ヶ月。2021 年1 月…

Bourgogne rouge En Lutenière2019(Aurelien Verdet)

ブルゴーニュ ルージュ(オーレリアン ヴェルデ)テクニカル情報 ヴ ォ ー ヌ ロ マ ネ 村 の 国 道 を 挟 ん で 東 側 に あ る 畑「 ア ン リ ュ ト ゥ ニ エール」のピノノワールを除梗後、ステンレスタンクで醸しプレス、 20日間発酵し228Lの古樽でマロラ…

Bourgogne Pinot Noir2020(Olivier Jouan)

ブルゴーニュ ピノノワール(オリヴィエ ジュアン)某RWG誌やこの作り手を扱うワイン屋は、結構推しているのですが、いまいち火がつかないというか歴が長い人は比較的スルー気味な作り手のような気がするのですが、個人的には結構いい思い出がある作り手です。…

Bourgogne Rouge Ronceive(Arlaud)

ブルゴーニュ ルージュ ロンスヴィ(アルロー)今、愛好家が待ち構えているのは、ユベールラミーなはずで、笑 そろそろ出るのは間違い無いのですがやはり気になるのは価格面。クリオバタールが上代40万超え!!というのは噂で入ってきているものの全体像があま…

Bourgogne Rouge Plan Gilbert2018(Hubert LIGNIER)

ブルゴーニュ プラン ジルベール(ユベールリニエ)最近感じるのはナチュール好きのナチュラルワインと一緒に合わせてブルゴーニュワインを飲むと絶対的に相性の悪い作り手というか(作り)があるなぁというのを感じています。まぁ、味わいのどこに主眼を置いて…

Bourgogne Rouge 2019(CHRISTOPHE CHEVAUX)

ブルゴーニュ ルージュ(クリストフ シュヴォー)ローズヒップ、ピンクの薔薇、カシスリキュール、熟れた柘榴、中域から高域ににかけての透明感のある赤系果実と落ち着きと艶を持った朱色の果実が綺麗に重なり合います。暫くして、タバコの葉、なめし革、黒土…

Bourgogne Pinot noir 2012(Bachelet)

ブルゴーニュ ピノノワール(ドニ バシュレ)これはどこで見たかー、レヴィ=ストロースの言葉だったと思うのですが、「正常な思考は常に意味されるものの欠如に悩むのに対して、いわゆる病的な思考は、ー少なくとも発現のある場合においてー意味するものの過多…

Bourgogne Rouge 2013(Douhairet Porcheret)

ブルゴーニュ ルージュ(ポルシュレ)さて、今年も終わりを迎えるにあたって皆それぞれ色々とあったと思うのですが、自身を振り返ってみると、顔面の大怪我、流行り風邪の罹患、軽い後遺症、停止中の後ろからの追突事故、その他手続き関係の苦悩などで忙殺され…

Bourgogne Rouge Plan Gilbert2019(Hubert LIGNIER)

ブルゴーニュ ピノノワール プラン ジルベール(ユベールリニエ)良いワインは作っているとわかっているもののクラシカルなイメージを勝手に先行させてなかなか手が出せないのは当方だけでしょうか?実はこの作り手のワインは結構持っているのですが、前述の考…

Bourgogne Rouge Les Grands Chaillots2007(Thibault Liger-Belair)

ブルゴーニュ・ルージュ グラン・シャイヨ(ティボー リジェ べレール)前回のエントリーで手に入らない物は大抵は必要の無い物ーと書きましたが、つまるところ割り切るということになるのだと思います。 そうは言っても前にしか進まない時の中、誰もが前のめ…

Bourgogne Pinot noir 2020(Michel Noellat)

ブルゴーニュ ピノノワール(ミシェル ノエラ)世界的に見たら安いのかもしれませんがー、セシルトランブレーの2020年ものの価格もぶっ飛んでますねー。ACブル15000円、村名VR30000円、エシェゾー160000円(良心的な店でこの価格) 。勿論楽しみたい人は楽しめば…

Bourgogne Pinot Noir2020(Jean-Marie Fourrier)

ブルゴーニュ ピノノワール(ジャンマリーフーリエ)会計の時に”やっちまったー”と思ったのは元々買う気などさっぱりなかったわけで、笑 それでも何でも人から(ここでは店主)薦められたものは基本断らないという主義なので買ってみました。まぁ、偶然を仕込む…

Bourgogne Pinot noir2019(Olivier Jouan)

プルゴーニュ ルージュ(オリヴィエ ジュアン)ブルゴーニュ地方ではない自然派ワインを飲むことも時にありまして、これは自然派ワインだという心構えを持って飲むと意外に飲めるのですが、普通に飲もうと思ったブルゴーニュに妙なナチュール香がしたら即、う…

Bourgogne Rouge2019 (Guillard)

ブルゴーニュルージュ(ギーヤール)個人的に買う生産者のリリースで1番遅くリリースされるこの作り手。人気もあまりなく価格もまだ悲惨な値上がりにはあっていないので、普段飲みに重宝するといえば重宝しています。ただ年々滑らかさも増しており、10年前とは…

Bourgogne Pinot noir 2015(Bachelet)

ブルゴーニュピノノワール(バシュレ)どんな世界にでも教えを受けた人はいるもので当然本職ではなく趣味の世界にもそういう人から知識を授かったりする者です。当方もこのワインでは酒屋の人でそういう人にあたる方がいます。その人が数年前にこれからの流れ…

Bourgogne Chardonnay 2011(Hubert Lamy)

ブルゴーニュ シャルドネ(ユベールラミー)予想通り19年のLamyはリリースと同時にどこも瞬間蒸発。数が少ないのもあると思うのですが、2年前はそこまででなかったような気がするのですが、いきなり買えない生産者になってしまいました。価格は最安値であろ…