それでもワインが飲みたい

土日更新の脱力定期ワイン便です

Bourgogne Pinot Noir Symbiose2020(Hubert Lignier)


ブルゴーニュ ピノノワール サンビオーズ(ユベールリニエ)

ユベールという名前で思い出したのが2021年のオルヴォー物Lamyのクリオバタールは80万を超すとのこと。
所有している皆さんおめでとうございます、ありがとうございます。(所有していませんが)笑
基本下から上まできっちり作ってくるのでどれもいいワインだと思いますが、コートドボーヌ21年はどうなのか赤白ともに気になるところです。

閑話休題

インポーター情報
ヴォーヌ・ロマネのフィネスとポマールのストラクチャーです。ポマールの区画から40a(2017年よりビオ)とヴォーヌ・ロマネの区画から15a(ビオに転換中、2022年の認証予定)のブドウを使用しています。ファーストヴィンテージは2019年です。例年入荷するPlan Gilbertではなく、リニエ氏が2020年のこのキュヴェ・サンビオーズを素晴らしいと思ったので、今回日本に初めて提案してくれました。

というわけで飲みたかったのはPlan Gilbertであり、VT特性含めてあまりいい予感がしないのですが果たして。

香りはしっかり黒系メインの濃いめ。
味わいはタンニンはうまく処理されているものの完熟葡萄のパワーと最小限しか使っていないという新樽の共犯関係は否めず、冷涼感は感じるものの、黒系果実メインに墨汁、鉛筆としっかり漆黒。この感じもピノノワールといえばそうなのですが、個人的にはシャーヴのサンジョゼフ辺りを想起してしまいます。(一緒に飲めば全然違うでしょうが)逆にローヌでこの感じを飲んだらエレガントでピノっぽいとか言っちゃったりしてそうな自分もいて怖い。苦笑 

ボトル差があるかもしれまんがこのボトルを飲む限り少し長い熟成期間が必要と感じます。
というわけで21年もののPlan Gilbertに期待を託します。