それでもワインが飲みたい

土日更新の脱力定期ワイン便です

Bourgogne Pinot Noir2016(Bachelet)


ブルゴーニュ ピノノワール(バシュレ)

香りは石灰色の岩、黒が混じる赤いバラ、梅、黒土、タバコ、ピジョンブラッドを思わせるような鉄分、鉛筆の芯。スワリングで一瞬艶感を感じさせるもののしっとりと落ち着いた香りに終結していきます。
味わいは少しの熟成の影響の為かリリースしたてにありがちだったこのVT特有の妙な凝縮感や無理な強さはなく、酸味を携えた少し緩めにさえ感じる赤黒の両果実の液体が無理なく口内に広がっていきます。余韻は長い。(リリースしたては飲んでいません)^_^
2日目は、初日の印象から少し重みを増した印象で一杯で終了。ガラッと印象を変えてきたのが3日目。
余計なものが削ぎ落とされて複雑性などはないものの透明感のある赤系果実に樽由来のリッチな香りがエアリーに舞います。2日目で飲み干していたらちょっと勘違いしているなぁ。そして下のcuvée ながらいくつかビンテージを飲んだ印象としてはVT特性をよく表していながらVT特性より上の水準であるように思われます。
3日目の状態が将来飲めるなら将来最良な家飲みの1本になりそうなので少し買ってホールドかな。


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