それでもワインが飲みたい

土日更新の脱力定期ワイン便です

Bourgogne Rouge2021 (CHRISTOPHE CHEVAUX)


ブルゴーニュ ルージュ(クリストフ シュヴォー)

2021年VT事始め。

香りはチェリーとベリーの赤系果実に黒土の大地香、灰色の砂利のようなミネラル。
味わいは液体は柔らかく優しめで赤系果実主体に酸味と果皮の程よい苦味がアクセント。
19年の広域にしては身の詰まった充実した味わいと別のベクトルで、厳しい環境で出来た葡萄を無理なく仕立てた今となっては死語かもしれない薄旨仕立て。(と言っても昔の薄旨とは違うと思います)だからこそブルゴーニュらしいと言えばらしいわけです。
そう考えるとこのVTの赤は村名を探していくのが充実していいかもしれません。ただ大幅な値上がりは避けられないようでそれはしょうがないんですが、最近出てきたであろうボワジェ フレールの価格を見て、驚きを通り越して呆れてしまうのでした。

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