それでもワインが飲みたい

土日更新の脱力定期ワイン便です

Bourgogne Rouge2019 (Guillard)


ブルゴーニュルージュ(ギーヤール)

個人的に買う生産者のリリースで1番遅くリリースされるこの作り手。人気もあまりなく価格もまだ悲惨な値上がりにはあっていないので、普段飲みに重宝するといえば重宝しています。ただ年々滑らかさも増しており、10年前とはだいぶ違う質感を持ったワインを作っているのは間違いありません。本当か嘘かマジシャンベルタンをもっている?持っていた?らしくまぁ、全く見たことがないので持っていたとしても畑売っちゃったのかななどと邪推。お隣の畑のレコルボーはまだお安いのでそっちで雰囲気だけ感じるようにします。笑

香りはやや閉じ気味ながら調子が出て来れば村名ジュヴレ位のポテンシャルはありそうです。抜栓したてはブラックスパイス、グリーンフレーバー(完全除梗だったはず)、そこからその扉を徐々にこじ開けるように、ベリーやチェリーの香りが顔を出してきて来ます。味わいもこんな状態でも黒く落ちている事はなくしなやかでゴツゴツしする事なくビターながらエキスの甘みが感じ取れます。余韻はクラスにしては長め。今飲むにはちと勿体無い感はあるので少し休ませたほうがいいかもしれません。

にほんブログ村 酒ブログへ
にほんブログ村