それでもワインが飲みたい

土日更新の脱力定期ワイン便です

Bourgogne rouge En Lutenière2019(Aurelien Verdet)


ブルゴーニュ ルージュ(オーレリアン ヴェルデ)

テクニカル情報
ヴ ォ ー ヌ ロ マ ネ 村 の 国 道 を 挟 ん で 東 側 に あ る 畑「 ア ン リ ュ ト ゥ ニ エール」のピノノワールを除梗後、ステンレスタンクで醸しプレス、 20日間発酵し228Lの古樽でマロラクティック発酵・熟成を行いまし た。淡いガーネット色、ラズベリーやベリーのジャミーな濃い香りが 立ち込みます。甘い果実のニュアンスが心地良く、さくらんぼの酸 味が溶け込み、バランスよくアフターが長く続きます。

香りはドライな赤い花、少しの獣香、硝煙、抜栓後すぐは還元のため、かなりドライな香りですが時間経過で徐々に開き始め、濡れた赤い果実に桜の様なピンクの花びらが軽く舞い、優しい黒土が下支えしています。
味わいも完全エキス系で瑞々しく濃度のあるチェリーを果皮の淡い苦味が引き締め、ヴォーヌロマネ的ミネラルと柔らかい酸が口内に丸いパレットを描いて広がります。
ナチュラルな柔らかい酒質ですが、3日目も変に酸化することなくしっかりと飲めるところを見るとやはり上手に作っている様に思います。

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