それでもワインが飲みたい

土日更新の脱力定期ワイン便です

Bourgogne Chardonnay 2011(Hubert Lamy)


ブルゴーニュ シャルドネ(ユベールラミー)

予想通り19年のLamyはリリースと同時にどこも瞬間蒸発。数が少ないのもあると思うのですが、2年前はそこまででなかったような気がするのですが、いきなり買えない生産者になってしまいました。価格は最安値であろうインポーターで前年度10%アップという感じ。ま、変えないものはしょうがないので(赤は少し購入できた)これを飲んで慰める。笑
色からもわかるのですが驚くほどに健全で、タイト&クリーンな香り、何よりも品があります。いまだに少し還元しているのか果実よりも石や岩のようなミネラル、火打ち石からの煙。そこから淡い蜜、果実は無い…笑 と言うわけでは無いのですがキレキレの若い黄色い柑橘系としか言えません。
味筋も樽の要素を微小に感じつつやはりミネラル先行型の味筋。厳しく無いながらもしっかりとした酸味が舌先まで伸びしていきます。一飲シンプル…しかしながらそのシンプルな中に香りにも味にも複雑さとは違う奥深さがあり、素晴らしい小品かつ広域です。ま、あまりワイン飲んでいない人はゲヴェルツトラミネールの方がパンチがあって美味しいというかも。その位キャッチーでないし分かりにくいかなー。
それにしてもラス2を飲んだ時にラス1はいつ飲もうと決めてしまうのがマイ流儀なのですが、これは正直悩みます。あと10年は持ちそうなスパルタン具合です。

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