それでもワインが飲みたい

土日更新の脱力定期ワイン便です

N-S-G Le Petit Arlot2014(L’arlot)


プティタルロ(ラルロ)

例えばゴルフなんかをやっていると、明らかに今日は俺の日じゃなかったなというのがあります。わかりやすくいうと自分が65を出しても63を叩き出された時などはもうどうしようもないわけで勝者を誉めるしかありません。
先日久しぶりに我が尊師Mr.ボルドーと飲んだのですがまぁ、自分のワインの日ではなかったです。笑
先方は名の知れたスーパータスカンの熟成物で誰が飲んでも美味しいと言える状態でした。最近のブルゴーニュは濃いめなので薄ウマ系でしかもしばらく前に飲んで状態もわかっているしと思ったら全くどうにもならない状態。
ビンテージ的に閉じているのかただのボトル差なのかそれはわかりませんが、しっかり還元してしまっていてそれが時間経過でも取れない。香りは赤い花や果実が見えるものの煙や強烈な火打ち石にかき消されてしまって、赤い果実が唐辛子系の香りに感じてしまう状態。味わいもおかしなところないのですがやはり縮こまり気味で本領発揮とは言えずにフィニッシュ。
ただ唯一の救いはこのビンテージのこのキュヴェは黒く落ちることはないのではないかなと予想できるところです。まだいくつかあるので当分存在を忘れておきます。

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