それでもワインが飲みたい

土日更新の脱力定期ワイン便です

Chassagne-Montrachet la Goujonne Vieilles Vignes2019(Hubert Lamy)


シャサーニュ モンラッシェ ラ グージョンヌ(ユベールラミー)

前回の投稿でラミーで人気薄なのはシャサーニュ白と言いましたが、もっとも人気薄はこちら。
苦笑 20年も残っているところには残っておるのではないかなーという感じです。村名サントネイもビンテージを反映してか?飲んだ経験から語ると13や17年の様な比較的オフビンと言われる年に柔らかく作っていて美味しく飲めるのですが、強いビンテージでは結構イカついタンニンに苦しめられる様な印象があります。こちらは結構いいと聞いていたので果たして?

香りはクローヴ、ハーブ、柔らかな黒系果実、黒土、少しの黒胡椒、終始冷涼感のある香り。
味わいは、滑らかに処理されたタンニン、この地らしく果実には柔らかさがあり、黒系果実の液体は重くなく中庸。時間経過で香りにはウイスキー的な芳醇さが、徐々に加わっていきます。ただ、味わいはややボリュームに欠けるところがあり、正直これはボトル差かなという感じがします。と言うわけで余韻は短い。苦笑
ところが2日目ー、、自分の鼻と舌の感度の無さを露呈。笑
香りは初日が曇っていたわけではないですが、透明感ある香りが増して、ラズベリーオレンジピールのニュアンスがうっすらと乗り、そこにグリーンハーヴのニュアンス。味わいも果実の重み、濡れ感、果皮の苦味からくる余韻と数段レベルアップした姿があります。
これだったらまぁ、悪くないレベルには到達したかなという印象です。