ブルゴーニュ ルージュ(ポルシュレ)
さて、今年も終わりを迎えるにあたって皆それぞれ色々とあったと思うのですが、自身を振り返ってみると、顔面の大怪我、流行り風邪の罹患、軽い後遺症、停止中の後ろからの追突事故、その他手続き関係の苦悩などで忙殺される様な日々だったと思います。ま、1番辛かったのは2人でナチュールワインを５本開けたことでしょうか。笑 味わいとかではなく、ここまで飲むとナチュールは身体に優しいとか、そんなの関係ねぇとなることを身をもって体験。白目 明らかに酒の分解能力も落ちてきてます。
こうみるとあんまいいことがなかった様に思うのですがそんな時は天才数学者で医師で占星術師でもあったルネッサンスの天才カルダーノの書を思い浮かべます。
彼の書によると4度の命の危機に晒されつつ「私の不幸は、長男の惨死、次男の出来の悪さ、娘の不妊、私の性的不能、あいも変わらぬ貧乏暮らし、争い、何度も告訴された事、偏見を持たれた事、病気、危険、投獄された事、何の功績もない人の方が私より何倍も好まれたという様な不公平。だが皆んなが知っている話はもうやめにしよう」と書いています。
ま、我が身の不運などたいした事ない。笑
それでも幸運不運の浮き沈みは誰の人生にもあるもので、このさほど調子の良くない時？と思われる時こそ自身はしっかりと力を溜めていき、良い運がきたら独り占めせず周りに回していくというのが必要になるかなと考えています。
輝いている時なんていうのはそういう時に獲得したものを消費しているに過ぎないのですから。(しかし輝く前に鬼籍入りしてしまう可能性もある)
さて、久々にこちらのワイン。前回飲んだ時は香りまくっていたのですが、今回は残念ながら香りは沈黙。あまりの寒さの影響もあったかもしれません。それでも液体の質感はよく、雑味のないクリアーな赤い液体を感じるに、やはり当たりロットを引いている可能性が高いかもという印象はあります。
何はともあれHave a Merry Christmas🎄
