それでもワインが飲みたい

土日更新の脱力定期ワイン便です

Bourgogne Rouge 2016(Berthaut Gerbet)

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ブルゴーニュ ルージュ(ベルトージェルベ)

飲んだ当時、前年までとスタイルの違いを明らかに感じたこの作り手。16の広域ながら開けてみました。
VT的には全ての生産者が苦労した年で生産量は激減。かなり選りすぐった葡萄しか使われなかったはずです。広域ながらその事は、刻印されていて色がやはりツヤツヤです。現状香りは、弱いものの液体の集中力や硬質さ、ミネラルの張りなどは断然こちらがあり、これを飲むと15VTが緩く感じてしまいます。かと言って15は15で大らかさがあっていいと思います。
全房の感じは当時よりはあまり強く感じず少し馴染んできたか、全体的な香りが弱いことからクローズ期のためそこまで感じなかったのかな、なとど推測しています。
このワイン、実験的に一年位、北側の床下の明かりが全く入らないところに放置していたんだっけ。温度管理は自然のまま。
ワインは死んでいないもののちょっと澱が多いので熟成が早まったかな?それでも意外にワインは強いものだーと勉強になりました。

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