それでもワインが飲みたい

土日更新の脱力定期ワイン便です

CdNV Clos du Chapeau2014(L’arlot)

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クロ デュシャポー(ラルロ)

強く逞しく複雑性と要素満載なワインで圧倒されたい時もあるのですが、1週間おつかれ〜ペコリンコ〜としみじみと飲みたい時っていうのもあります。
そういう時は薄ウマ(死語?)が良いわけで、しかしなかなか薄ウマなワインも現状ないのですがこちらのワインは寄り添ってくれます。薄ウマと言っても薄いそして薄いだと何もないのでそれではダメで、薄いけど軽やかな要素が優しくも溢れてくるというのが理想なのですがやはりこの辺のラルロはしっかり答えてくれます。少し前に飲んだプティタルロより現状柔らかいです。
赤い果実、薔薇の花、シナモン、ニュイっぽい茶色っぽい土がふわりと立ち上がります。味わいも優しいエキス系でプティタルロの延長線にしっかりあります。プティタルロの方が硬質。ドライながら余韻の優しいデトゥールのロゼを思い出させ、やはりこの作り手も1流と認識する次第。
週の仕事終わりの夜に家で食べる晩御飯にこんなワインが出てきたらhappyに締めくくれると思います。

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