それでもワインが飲みたい

土日更新の脱力定期ワイン便です

Chorey-Les-Beaune 2021(Tollot-Beaut)


ショレイ レ ボーヌ(トロボー)

ワイン、特にブルゴーニュを飲みつけていけばいくほど生産者に対しての承認は条件付きの承認になっていってしまうのはある程度仕方のないことなのかもしれません。例えばこの畑は上手く作れるがここはイマイチや裾は良いけどグランクリュが駄目など。しかし本来承認に値するのは無条件の承認なはずで、滑っていようが駄目なVTだろうが、出会う全て受け入れて愛しちまうというのが正しい心の在り方なのかもしれません。昔から飲まれている古参の方を見て羨ましいと思うのはそういう生産者を持っている、もしくは出会えたということでしょうか。人によってはそれがTruchotであり、Ponsotであり、更にはJayerとなるのかもしれません。
そんな事を想う当方ですが価格、味わい含めて最近ではここが筆頭格になりつつあります。
ま、白はともかく赤はアペラシオン的に絶賛人気なし。笑 でも、赤悪くないと想うんですけどね。

この21年、通常よりひと月ほどリリースが早いためか香りはまだ整っていません。人によっては樽が浮くとなるのかもしれませんが個人的にはカベソーの様なスパイシーな香りが支配的。
それでも味わいは赤系果実が透明感のある液体から反射するように出てきます。そして3日目が現状かなりよくなってきます。19の様な複雑性はないかもしれませんが、涼しくなってきた頃には香り、味共に整ってくるというのが個人的予想。
とりあえずallocationで買いたいのですが値上がりもあり結構な金額で怯んでしまった時にBruno Marsのこんな曲が流れてきてポチポチっと。

I wanna be a billionaire so fucking bad
Buy all of the things I never had

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