それでもワインが飲みたい

土日更新の脱力定期ワイン便です

Bourgogne Blanc2011(D.Lafon)


ブルゴーニュ ブラン(ドミニク ラフォン)

白ワインはアリゴテは買ってすぐに飲むものの保有をしなくなったのはPMOというものが自分の中で確定的になりそれが要因となったのは間違いない事実です。多くの古参のブルファンがそれに泣かされているのをみて、気の小さい自分は多分心を病んでしまうだろうと思ったわけです。笑 
そのPMOですが名声に1番影を落としてしまったのがこの作り手ではないでしょうか。
その作り手のプライベートライン。
果たして君は逝っているのか、昇っているのか。

まずは色合い。
健全に輝くイエローゴールドは約束された勝利へのプロローグ。酸化劣化の気配すら見当たりません。
香りは淡い黄色い果実、樽が馴染んだであろうバター。そこに蜜、花梨、白い花。自分を全くひけらかさずに凛として泰然自若。
味わいもバチバチに液体が張っているかといえばそうではないんですが、いい意味で張力があり、舌へのファーストタッチから余韻まで均整を崩しません。
うーん、杯が止まらない。笑
2日目も酸とミネラルが柔らかくなるものの基本路線は変わらず。
豪華絢爛さではなく、日常生活の中の聖なるものもという感じです。
それが実は1番の贅沢だったりします。


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