それでもワインが飲みたい

土日更新の脱力定期ワイン便です

Viognier2017(Daniel Sage)

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ヴィオニエ(ダニエル サージュ)

殆どの事は成り行き任せで生きてきているのですが、昨年の11月に限って用意周到にも今年の2月の終わり出発のニース行きのチケットを手配して、そこからモナコ、イタリアと旅をする予定でいました。で、2月頭位に?船での新型コロナの拡大が始まり、最初はなんとかなるだろうと得意の余裕をぶっこいたのですが、世界はご覧の通りの有り様。まずは航空券をキャンセル。しっかりキャンセル料が戻らない格安航空券を購入していたため本当にお金を風に流した感じ。その後、お国からのお布施が全国民に渡さるのですが、個人的には丁度航空券代を補った感じ。まぁ、こういう星の下に生まれてるんですよねぇ。苦笑

閑話休題

昨年、初めてワイン会というものに参加したのですが、内容は自然派ワインがメイン。特にこの作り手のワインは殆ど飲ませてもらいました。そして1番感銘を受けたのがこのヴィオニエ。その会の時にたまたまテーブルがご一緒した方にこちらを恵んで頂くという僥倖にありつけ(本当は当方のただのおねだり)、しっかりいただいてきたのでした。
香りはやや還元ーと言っても嫌なものではなく軽く火打ち石を打ったようなフリンティ、柑橘系フルーツにオレンジピール、グレープの苦味など様々。ちょっと熟成も入ってきているかな?という印象。危ない要素は無し。
味わいもしっかり自然派で柔らかく果物の果実を全体に感じながら酸がそれをまとめあげるという印象です。
そんなこと言ってもこの作り手、殆ど買えないのよねぇ。買えても法外な抱き合わせセットが付いてきたりするし。。。
そんな事を思うとやっぱりワインも人もつくづくも縁だなぁと思います。ワインを選んでいるのではなくワインに選ばれているー。このワインを飲めた事でもう今年のことは全部チャラ。笑

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