それでもワインが飲みたい

土日更新の脱力定期ワイン便です

Le Rendez-vous des Acolytes2018(Domaine des Accoles)

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ル ランデヴー デ ザコリット(デ ザコル)

ラルロの前々醸造長の、オリヴィエ ルリッシュが南仏で作るグルナッシュ100%のワインでザコルの入門cuvée になると思うのですが結構エレガントに作っていて見かけたらたまに買っています。
18VTはローヌ もしっかり暑かったのでしょうか?例年より濃い目に感じる仕上がりでした。

ファーストノーズはしっかり自然派ワインだなぁ〜と分かる香り。笑 そこから完熟のブルーベリーとラズベリー、トーン高めのライム的な柑橘、そこにモカやプルーン、軽くカカオ的な要素が入りながらも重くならずにノーズに流れる香りはどこか涼しげで端正が整っているのでとても不思議です。時間経過で個人的に好きなラベンダー香。
味わいもしっかりと濃度はあるものの飲み疲れるところまではいかず、この地にしては独特のエレガンスを纏っているのでやはりこれは作り手の力なのかなと思います。
価格も2kちょいですからね、要素とか複雑性とか求めすぎてはいけないと思うのですが、それでもかなり楽しませてくれるワインです。このクラスをあまり持っていることは難しいながらやはり3〜5年ぐらいしたらシェイプされてブルゴーニュ的になっていそうな雰囲気はあります。当方は今さらながら、ルリッシュ時代のラルロを買い戻している始末です。


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