それでもワインが飲みたい

土日更新の脱力定期ワイン便です

Le Cab des Acolytes2012(des Acocoles)

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ル カブ デ ザコリット(ザコル)

カベルネソーヴィニョン77%
グルナッシュ23%

抜栓してグラスに注ぎたてはしっかり自然派の香りー(といっても危うさはゼロ)、優しいミルククリームから始まり、そこからしっかりカベルネが主張。濃いめの黒果実にハープ、生のピーマンを切った時の香り、そこからグルナッシュの独特のコクのある黒っぽい甘やかな黒系果実が抜栓30分後位から今までの香りを丸める飲むように混ざってきます。
液体は硬いということはないですがまだ硬質な部分を大分残しています。ドライで甘さにだれたところはなく、自然派と言いつつ亜硫酸は適切に使用されていると思います。保存状態が良すぎたーという事も考慮してもまだ早いなぁ。もっと成長していきそうですし、セパージュがグチャグチャになったら面白そう。何より好ましいのは自然派ながら、産地はともかく品種不明になっていないところがいいですね。最近はやや高騰しているのかもしれませんが1番下のキュヴェは親しみやすく分かりやすいので、そちらの方が何も考えずに美味しく飲めるかもしれません。

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