それでもワインが飲みたい

土日更新の脱力定期ワイン便です

Gevrey Chambertin Cuvee de l'aulne 2017 (Laurent Ponsot)

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ジュヴレシャンベルタン キュヴェ ド ローヌ(ローラン ポンソ)

このエチケットである意味興味を持つか、それとも引くか。近未来感というか、スターウォーズ的というか、個人的にはサイバーポンソと名付けてしまっています。
自らのドメーヌは捨てて自分の理想のためにネゴシアンを始めたとされています。

さてお味はー?という事で

抜栓してから30分。ポンソ独特の還元のためか全く何も香らない。ああ、ついに俺もコロナウイルスに、、、と暗い気持ちになりつつそれを押し殺して (笑) ウイスキーをロックで飲んだらしっかり香ると一安心。
しっかり香りだすのはグラスに注いで2時間後です。ナチュラルよりも感じさせてくれるのは突き抜けるピュア感。ベリー、フランボワーズ、ラベンダー、高域のチェリー、ある程度開いてくると黒蜜に黒土が下から押し上げるように香り品位も高く楽しまめます。これで栽培も醸造自然派、so2無添加なんだから最近、増加気味の雑味と揮発酸ビシバシにしか感じられない自然派ワインとは次元が違います。
ただ飲み方が難しい。何も知らないで開けて全く閉じていたらとても悲しい記憶と2度とポンソは買わんとなってしまうでしょう。
現状、夜から飲むなら昼からの抜栓位で丁度良いかも。グラスも色んなブルゴーニュグラスで試しましたが、今はでかいボールの方が相性良しです。ネゴシアンと言えどポンソだから当然安くはないのですがまた購入したいと思う不思議な魔力と魅力あり。

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