ソミュール ブラン(ギベルトー)
ブルゴーニュを飲み進めていくとそのVTの天候から来る全体の収量や専門家がつける出来の良さというものも気になってくるものなのですがロワールなどはどうなのでしょうか?一応VTチャートはあるもののあまり気にしたことはありません。
この21年物ですが、20年と比較するとボトル差と飲んだタイミングを差っ引いてもとてもタイトであくまでミネラル主体の液体になっています。そこから白い花や黄色く始めたようなフレッシュな果実の香りに品の良い樽香。味わいもやはり果実云々というよりミネラルとシャープな酸味主導でそこから果実が後追いで乗ってくるような印象です。最近の生ぬるいアリゴテよりよっぽど酸がたっています。笑 2日目も液体自体の柔らかさはでましたが基本路線は変わらず。当然ながら酸化耐性もバッチリです。
意外にブルゴーニュにも近いので飲んでみると違いもあり楽しいですね。