最近話題の作り手。そのTop cuvée になります。開けるにはだいぶまだ早いということを念頭に書いています。ガチガチではないのですがポテンシャル飲みです。
その上でかなりの野心作だとは思います。ブルゴーニュの畑のブレンドは通常デクラッセを意味しますが、優れた畑の高樹齢の区画をブレンドしてヒエラルキーへの挑戦と勝手に解釈しています。(と言ってもこのアペラシオン、現状特級はおろか1級すらない)
樹齢が高い３つのclimaの計算し尽くしたであろうアッサンブラージュ。
穏やかなバルサミコ系の酸味と柔らかい梅香とミドルトーンの赤系果実がトップーノーズ。果実が多層的なのではなく煌びやかでカッチリした白いミネラルが複雑かつ多層的。現状ミネラルの後から果実味がついてくる感じでこのbalanceはタイミングで変化するはずですし好みの出るところだと思います。ワインはエレガントの極致を行っている為か癖の強い海産物を合わせても全く生臭くならないところは特筆すべきところです。
考え所は2つ。兎に角、瓶がデカ過ぎる 笑 こいつはセラー泣かせです。
そしてVT更新毎にpriceはK点諭吉を千の風ヨロシク遥か遠くに堂々と着氷中で絵画でも買った方がいいかも、と思える昨今のブルゴーニュです。17VTのマルサネルージュが凄く美味しいと聞くので試してみるならその辺からいくのが懐にも精神にも安全性は高いかもしれません笑
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