それでもワインが飲みたい

土日更新の脱力定期ワイン便です

Vosne-Romanee 2008(Hudellot-Baillet)

f:id:dolceacqua:20191105135444j:plain

ヴォーヌロマネ(ユドロバイエ)

17VTの資料を元に、畑はバロットに0.07ha、平均樹齢15年、一回使用樽100%、年生産300本。

所謂”レア物”と言う部類に入ってきてしまうのかもしれませんが、レア物=美味しい という構図が簡単に成り立たないところがこのワインに限った話でなくワインの難しいところです。更に08VT特有の酸がなかなか解けずどうも果実が後退したように感じてしまう難しいVTというのが個人的な印象です。

このワインー、その難しさが軽く炸裂でヴォーヌロマネのワインでシャンボールの味筋と言いましょうか、シャンボールっぽい石灰系ミネラルのストラクチャーが強く赤い果実味がないわけではないのですがどうも感じにくいです。硬いーと言ってしまえばそれまでなんですがエレガントというには薄すぎ、禁欲的になりすぎー、もう少しヴォーヌロマネの丸みのある柔らかさが出てくれれば、などと思うのでした。まぁ、今の作風とはStyleが異なるので近年のVTはそんな事ないかもしれません。それにしてもこのワインもとてつもなく高くなってしまったようです。。。

にほんブログ村 酒ブログへ
にほんブログ村

 

それでもワインが飲みたい - にほんブログ村

[rakuten:escargotwine:10006702:detail]