それでもワインが飲みたい

土日更新の脱力定期ワイン便です

Fixin 2016(Berthaut Gerbet)

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フィサン(ベルトージェルベ)

コロナ騒動が全く収束しません。イタリア旅行をキャンセルした時は日本のほうが感染者が多かったのですが、今はイタリア中心に欧州が危機的状況。行ってたら確実に感染してたな…東京も日に日に感染者が増えており、うーん、先が見越せない。。どこかに行くのも難しく、結局家の中にいる事が多くなり運動不足になっているところへのストレスからくる暴飲暴食気味の生活。これはこれで身体に悪いじゃないかー、と1人自分につっこんでいます。

何にせよ個人的には免疫機能を落とさないそして適度な運動。自転車こぎ、ランニング、軽い自重での筋トレを軸に何とか乗り切りたいと思います。皆さまもこのストレスのかかる生活を何とか健康で無事にのりきりましょう。

閑話休題

VT13、14、15ときて来てVT16でいきなりまた作風が変わります。VTの間隔をあけて飲むとスタイルが変わりすぎてついていけないーという声も聞きますがよくわかります。笑 毎年飲んでいてもついていけないんだから。。。正式に栽培責任長になったのはVT17からなのですがこのVTからしっかりと彼氏(今は旦那?)のニコラフォールを思わせるニュアンスが入ります。

全房発酵系の香りー、開けたては強くないライム、エグミ無しのクリーンなグリーンノートからそれが落ち着くとベルトー節とも言える赤紫の花と果実、奥から艶のあるヨード、に強めの梅香。味わいも17VTと比較すると収穫の厳しかった16VTは強烈な選果を強いられた様な強さと硬さはあります。

ただ広域と村名フィサンまでは新樽率0%の様で味わいも純で良質な葡萄というものを感じます。4つのclimaのアッサンブラージュ、個人的にはポテンシャルという事を抜きにしてもフィサンの畑名付きよりこのcuvee の方が化粧気なしで素直に美味しさを感じます。まぁ、いつものことながら独自の果実味を探っている様には思います。軽やかな赤い果実の浮遊感ではなく、30代女性の強さも兼ね備えた様なしっとりとしたけど重すぎない果実感です。

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