それでもワインが飲みたい

土日更新の脱力定期ワイン便です

Pino Draga 2012(Kumetija Stekar)

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ピノ ドラガ(クメティエ シュテッカー)

ワイン界が平成最後に残した言葉はオレンジワインと言う言葉だと思っているのは自分だけでしょうか?笑 冷静に考えても2015年位の時は言葉はあったのかもしれませんがあまり馴染みがなかったように思うのですが。

今回はスロベニアのモロビオ(もろにビオディナミ)なワインになります。自然派と言う事です。この色を見て拒否反応が出てしまうと言う方もいますがわかります。このワインに関してはオレンジーというより茶褐色じゃねーか!ですよね。笑

ピノドラガとはピノグリージョの様です。今流行りのオレンジワインなんですがピノグリの色素的に赤くなってしまうのでしょうね。茶褐色です。まぁこれが素晴らしいです。

トップノーズは、淡い干し葡萄や薔薇、干草の香りがクラス内を立ちこめます。グラスを回すとフルーツ香がポンポン出てまさに香りの万華鏡。味わいもそのままにエキス感が半端ないです。そしてお酢や揮発酸、ましてや危うい感じは全くないです。それどころか冷涼感が素晴らしいです。

色など含めて全ての方に受け入れられるかは難しいですが揮発酸がドンドン進んでビネガーにはなりません。ヨーロッパのモロビオ品評会で大御所抑えて高スコアーを叩き出しただけあると思います。飲んだことがない人は1人で飲むよりお仲間や家族と楽しむのがいいかもしれません。またはこの手タイプの経験ありの方と。

品質管理のしっかりしているお店で購入しクール便発注がマストです。

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