それでもワインが飲みたい

土日更新の脱力定期ワイン便です

Volnay2015(R.Rossignol-Changarnier)


ヴォルネイ(レジス ロシニョール シャンガルニエ)

2022年は誰にとっても難しかった年で年初からきな臭くなり、そこからの戦時下へ。日本では元首相の…。相場や為替のボラの大きさ。物価高。その流れは引き継いでいて早く収束を祈るばかりなのですが、"あなたの管"を見ても不安を煽るようなことしか言ってなく今度はグレートリセットグレートリセットの連呼。世界がグレートリセットしても自身の肉体はそうはいかないと思うので、不健全な心を飼い慣らす健全な肉体の維持は必須。ワインは飲み過ぎ注意、買い過ぎも注意、基本は日常に寄り添うワインライフで今年も行きたいと思います。

閑話休題

1本目を飲んだ時は、熱にあたったような印象を受けたボトルで初めて買ったインポーターという事もあり、こりゃあかん〜買ったボトル全滅か?と危惧していたのですがこちらは健全で杞憂に終わりました。
香りはヴォルネイと15VTのいいところとったような感じではしゃぐ様な明るさではなくコートドボーヌの落ち着きさを持ったミドルトーンのチェリーやベリーの赤系果実の香り。
味わいも下支えに黒系を感じるものの中高域にかけて厳しすぎないながらも集中力のある少しチェリーリキュール感を伴った赤系果実が穏やかな酸味とともにビロードの様に伸びていきます。樽化粧も感じず純な葡萄の複雑性と軽やかさを持った良いワインです。
2019年で残念ながら引退してしまったようなので飲めなくなることを考えると機会があればもう少し買ってみようかななんて思っています。

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