それでもワインが飲みたい

土日更新の脱力定期ワイン便です

Bourgogne Cote D’or2019(Glantenay)

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ブルゴーニュ コートドール(グラントネイ)

先日、井上陽水氏の曲を聴いていたらこんな歌詞がありました。
#1貴方を好きになれば幸せになれるかしら?
おそらくなれない。
#2貴方を夢に見れば喜びは続くのかな?
おそらく続かない
#3貴方とお別れして幸せになれるかしら?
おそらくなれない

まさにこれは普通のブルゴーニュラヴァーの心境を表していると勝手に膝を打ってしまいました。
言葉の使い方は人によって色々とあると思うのですが、上級キュヴェや有名生産者への諦め、撤退、負け惜しみの感情… 個人的には分相応という言葉に帰結していくのですが言い変えれば自己への断念でしょうか。見渡してみると、あんだけ高いワインを飲み続けていた人が健康と金以外の"何か"のきっかけでスパッとやめてしまう状況を見たりするとなんだか寂しいし、それだけはなんとか避けないなぁ、、、長く細く続けたいなぁ〜と思ってしまいます。

閑話休題

左のワインは一本目が想定外に美味しくうっかり確かめる意味でもう一本開けてしまいました。ボトル差は多少あるかなと感じる程度の十分納得できる味わい。
右のグラントネイはやはり艶やかな液体で期待を裏切らない重ね合わせたチェリッシュな安定の味わいです。
価格も安定してはいるものの、広域ですら1本のみの本数制限がかかるってどーなってるのでしょうか?
作り手も諦めた…アペラシオンも諦めた…広域で生きていくって決めた…笑 だけどー、、、広域一本しか買えないってどーいうこと??泣
持続可能な社会と謳われているこのご時世で、ほんと持続不能な世界になりつつある今、ロマンチストとは程遠い人間ながら、歌の歌詞をブルゴーニュに置き換えて考えてしまう我が病の深刻さは本当に重い。笑
というわけで新年早々から嘆き節炸裂ですが、ネタなので適当にスルーして下さいね。(ペコリ)

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