それでもワインが飲みたい

土日更新の脱力定期ワイン便です

Chateau Cantemerle 2013

f:id:dolceacqua:20201009002057j:plain


こちらは久々の我が尊師、Mr.ボルドーのちょいのみデイリー格付けワインになります笑
ボルドー好きがブルゴーニュを好まない理由の一つにブルゴーニュ独特の酸に馴染めないーと言うのがあると思います。しかし、この酸こそ飲み進めていく上で癖になる、杯を進めてしまう、飲み疲れないと言うことに気づいてしまったら最後。。。一気にブルゴーニュにフォーリンラブしてしまうわけです。まぁ、最近のブルゴーニュは薄くて酸っぱいという言葉は広域ですら少ないのですが。かく言う我が尊師も下のパレットが変化したのか最近はボルドーは疲れるとかいってます。笑

閑話休題

13はオフビンな様で基本、いつあけてもそこそこいけんだろー、そんな高くねぇし、みたいなノリで持ってきてくれんだと思います。
その予想通り構造的深みやどこまでもエネルギッシュな果実の力はないものの、ボルドーにしては中庸な液体に黒く重くなりすぎない果実味が飲み疲れる事を忘れさせてくれます。
ワインの熟成には何が必要かー?と問われれば、そこでも絶対的に酸が必要なのですが、抜栓したて、こんなに酸が浮き足立って良いのー?と感じさせるくらい酸が突出していて、やっぱり普段気づかないだけで良いワインには酸があるもののだなぁ、と味以上に感心してしまっていたのでした。

にほんブログ村 酒ブログへ
にほんブログ村