それでもワインが飲みたい

土日更新の脱力定期ワイン便です

Bourgogne Passetoutgrain 2018(Robert Sirugue)

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パストゥーグラン(ロベール シリュグ)


某雑誌では14VTで明らかに疑問がつくcuvée があり、15VTでは完全にダメ出しと最近散々なことを書かれているこのドメーヌですが、雑誌ではあくまで現地試飲ですからねぇ。。この辺、時間のタイムラグもあり瓶詰めして日本に来る頃にはまた変化があるとは思うのですが。
個人的にはここは以前までは空けたてはACブルからしてやや硬いという印象でした。あと値付けもそんなに安くないしね、みたいな。

閑話休題

いきなり柔らかい香り、そこからのダークチェリー、フランボワーズ、プルーンと黒系果実の香り少しのヨードと樽から来ると思われるミルク。味わいは香り以上に黒くはなく、香り以上にナチュラル!でえーと、、、個人的なカテゴライズとしてはナチュールに変更ですか?と突っ込んでしまいそう。何をもって自然派と定義するかはその人の感性や経験に基づくのでなんとも言えませんが、少しの時間経過で梅おかか昆布というかかつお節の出汁感の香りが出ます。これも人に寄っての捉え方であり好き嫌い分かれるところでしょう。ただ個人的にはここのパスグラは毎年とっとと飲むなら愛想よくて本当に美味しいと思います。自分の知っている15VTまでの味筋とは路線変更してはいますが。


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