それでもワインが飲みたい

土日更新の脱力定期ワイン便です

Grands Echezeaux 2004(Louis Jadot)

f:id:dolceacqua:20200919001011j:plain
グラン ゼシェゾー(ルイジャド)

今日は滑った話。日常はともかくできれば趣味くらいは滑りたくないものです。
04年のブルゴーニュと言えばオフビンと言われ、大量の虫発生、強いグリーンフレーバー、薄くて虫が跳ねている味がするーなどと揶揄されることもあるのですが、個人的には好きなVTでまぁ、今まで運が良かったのでしょうが淡さの中にも芯があり複雑性も兼ねたタフなビンテージという印象でした。
そんなこともあり、この大手ネゴスには目を瞑りつつ 苦笑 このオフビンにしてのこの銘醸畑。
どちらに転ぶかな〜と思ったら、直滑降で転げ落ちてしまったのでした。
勿論ワインは死んでいるわけでもなく、熱劣化などもしていないのですが、色から察せる通り黒く落ちている、、、中心にコアはうっすらあるもののうーん、これではボルドーのクリュブルジョワ級を熟成させたものと比較しても負けそうだ。
3年前に飲んでいたら、どうだったか?などとも考えてしまいますが、ワインは開けた時が飲み頃。逆にガチガチに硬くても文句しか言わないんだから、我ながらタチが悪いとしか言いようがない人間に堕ちてしまっているな、などと反省しつつ、我が尊師のミスターボルドーは美味しく(流石っす)飲んでくれたのでそこだけは救われつつ現行VTは軽く3万超えとまぁ正直近づいてはいけないような気もします。


にほんブログ村 酒ブログへ
にほんブログ村