それでもワインが飲みたい

土日更新の脱力定期ワイン便です

Chateau Lascombes 2005

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シャトーラスコンブ

2005年はブルゴーニュボルドーも気候的には最高で、それ故にしっかり価格にも反映されてしまうのは仕方ないとして、最高故に飲み頃が難しい、開けてもうんともすんとも言わずガッカリーというのはある程度ワインが好きな人なら経験があることです。
こちらのワインは我が尊師Mr.ボルドーからの提供。ま、兎に角ラスコンブだけはたくさん飲ませてくれる笑。
心の中ではガチガチだろーと思っていたのですがそんなことはなかった。熟成が入り液体もこなれてきていてマルゴーチックな柔らかさとくどさのない黒果実に熟成香、杉、バニラが乗ってきます。味わいも柔らかく、丸く温かみのある黒系果実にやはりしっかりと酸がありそれが味わいをまとめています。同時に飲んだモンテリー 93の方が硬質感を感じた位なので、ワインは本当に難しい。
5大シャトーや堅牢として名を馳せているシャトーは置いておいて、この辺は意外に美味しく飲めるかもしれません。

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