ラントル ルージュ(シャントリーヴ)
今日は少し趣向を変えて。
当方の周りでは良いか悪いかブルゴーニュはおろかワインを嗜む友人はいなく、会費を払ってのワイン会やメーカーズディナーなど基本参加しない(今の時期は開催も参加もできない)のでワインで人と仲違いになったことはないのですが、知人に性格の悪い自然派ワインラバーがいまして、その彼には結構酷いことを毒づいついるな、などと思いましたので懺悔供養の意味でここに一部を記したいと思います。(あくまで彼だけに向けたjokeとして受け取ってくださいね)
ワインは自然派、味は不自然派。
ワインは自然派、価格は不自然派。
表記はワイン、中身カクテル。
などなど自然派ワインラバーからしたら放送コードギリギリ、呪術でもかけられそうな事を言ってしまっているのですが、このワインもギリギリな感じなので悩んでしまったのでありました。
多分シラー100％のはずなのですが、個人的に品種特性は不明。そしてこのワインに関しては揮発酸などは感じられず当方は普通に飲めてしまうのですが、自然派ワイン嫌いからするとダメなのかもしれないという意味でのギリギリ感があります。個人的に自然派ワインの許容度は白より赤の方がめっぽう低いです。
香りはタバコの葉、甘草、さくらんぼ、白粉、オレンジピール、ブラックスパイス。香りは強くないものの自然派ワイン的なニュアンスながら危うい感じは抑制されていて柔らかいニュアンスを持った香りの立ち上がり。時間経過で徐々にしっかり香ってきます。
味わいも最初舌先にピリッと微発砲を感じるもののそこまで気にならないです。赤い果実、果皮の苦味は透明感があり、酸もあるのでダレはしません。ただ自然派特有の独特の甘みがあるのでこれがダメな人はダメなのかも。
個人的には問題なく、デイリーで使うには良いかな、そして料理との相性も幅広そうなので重宝しそうな印象を受けました。２日目も特に変な落ち方をする事はなかったです。ただ感性は人それぞれ。まずはガチガチワインが大好きな 笑 当方の尊師Mr.ボルドーに飲ませてみて反応を見てみたいと思います。
