それでもワインが飲みたい

土日更新の脱力定期ワイン便です

Clos-Vougeot2011(Laurent Roumier)


クロヴージョ(ローラン ルーミエ)

愛好家にルーミエを持っていくと言って、これを持っていったらとことんまでに失望されてしまうのではないか?笑 というちと可哀想なローランルーミエ。
しかしながらこのビンテージの値段を考えると十分美味しかったですしグランクリュの仕事は最低限しているかなと感じます。ちなみにこのビンテージのプライスは諭吉からちょいはみ出るくらいです。あまりいいビンテージとされていなく、畑も大きいので玉石混淆ながらワインはしっかりとした骨格と風味を持っていた事を考えると畑はいくつか区画を持ってると仮定しても良いところにあるのではないかと思います。

葉巻の様なスモーキーな香り〜ショコラを纏ったややコンポート気味の赤い果実が軽やかに立ち上がり、黒めの大地香、穏やかなバルサミコ的な酸味。十分楽しめる内容です。結構今が果実味もありいい飲み頃かなーとは思いますが、これからさらに発展していくかどうかは未知数としておきます。

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