それでもワインが飲みたい

土日更新の脱力定期ワイン便です

Pommard 2011(Thierry Violot-Guillemard)


ポマール(ティエリー ヴィオロ ギュイマール)

最近うすらゾッとするのは同級生含め歳をとったなぁ、としみじみ思う事でしょうか。もはやスマホのカメラ機能の性能向上に比例して我が劣化具合を美しく映してしまっていて目頭が熱くなる事もしばしば。苦笑 みんな10代のつもりでカメラに向けて気合入れてるのに写っているのはただの不健康に見えるオヤジたち。そして体型。みな丸々となってきており服のサイズは
XL Japan forever debu が爆誕中。笑
健康にも気をつをつけていかないと…などと言う弱気の虫がちらついてきます。

閑話休題

こちらのワインは2本目。
品温も関係していると思いますが前回より熟成が進んだ印象があります。
香りは赤と紫の熟してきた果実、黒土。
味わいも熟してこなれてきており、香り同様の味わいに鼻腔を抜けるとこと出る赤茶の土。この茶っぽい感じがワイルドさを含んだもので、例えるなら上海蟹の甲殻のところにある野生味溢れる感じといえば伝わるでしょうか?
ここが前回に感じられなかったところでこの感じが苦手な人は苦手かもしれません。それでも熟成してきたワインは魅力的です。

年齢を重ねて心身共にガタがくるのも無常ですが、未熟で若いまま200年生きると言うのもまたつらいのではないか?死んだら全て無に返すわけでその人の経験を基本何も引き継げないと言うのが人生のいいところであり、だからこそいい加減人として成熟していかにゃーなぁ、などと写真を見ながらぼんやり思った年初めなのでした。笑

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