それでもワインが飲みたい

土日更新の脱力定期ワイン便です

Chambolle-Musigny 1er Cru les Baudes2011(Louis Jadot)


シャンボール ミュジュニー ボード(ルイジャド)

ここ最近健康について考えることが多く、まぁ、酒は飲まないにこした方が基本は良い訳なのですが、人との潤滑油とかそういうことを抜きにしてもなくなったら寂しいわけです。そうなるとやはり余計な酒は飲まない。危ういワインは近づかないと思考は傾いていきます。そんな事を思っていたらこんな会話に出くわしました。

「あなたは人のこともそうだけど普通のワインの事も本当に愛していないんでしょう?」

「そうかな」

「そうよ、気の毒な人ね」

「だけど…」

「何よ?」

「酢酸ワインは短鎖脂肪酸の観点から腸内が整うと思うんだ」

そうかー、みんなお高いお金をだして腸活してるんだね。爆


個人的にはもはや亜硫酸が恋しいぜ!笑 というわけで安心安全のルイジャド。酒の耐性がだいぶ落ちてきてので正直ハーフくらいでちょうどいいです。

クロスグリ、熟したチェリー、タバコの葉、マスクメロン、スワリングで感知ギリギリくらいでオレンジピール、乾いた白茶けた土、石、鉄など熟成香も相まって香りは強くないもののトーン高めながら落ち着いた赤系果実の香りはなかなか複雑です。
味わいは甘み皆無のクラシックで硬質ながら少し熟して解れつつある果実をミネラルがコーティングしていて余韻は酸がスーッと伸びて行ってのフィニッシュ。

趣味の世界なので人それぞれ好きは違くていいと思うのですが、少なくともブドウ品種くらいは朧気ながらでもな何となくわかるくらいのワインは飲みたいと思うのでした。

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