エレガンスエキス全盛と言われるブルゴーニュにおいて(そうは言っても濃いめに感じる昨今)果実味をしっかりと残した作りをしてくる作り手だと思います。ここのACブルゴーニュは毎年の定点観測ワインとしてリリース直後に飲んでいます。
13VTは強いミネラルに覆われてややカチッとしたスタイル。14VTは酸と果実味のバランスが良くここの良さがでている。15VTはVTの影響か酸を低く感じジャミーな仕上がり。16VTは価格上昇についていけずスルー笑。予想通り結構売れ残ったようで17VTはちと値段が下がっています。
シャンボール村内のACブルゴーニュ区画、樹齢35年で新樽率10%。
香りは紫果実にビターなショコラがほんのり後追いしてきて、紫果実のふんわりクリームと言った風情です。味わいも基本路線は毎年同じで画像を見ての通り、純な紫の果実をそのままストレートに感じさせてくれます。赤や黒も入りますがそれはあくまでグラデーションとしていう印象です。
この手のタイプは長年ブルゴーニュを愛飲してきた人には濃く強く感じて好かれにくいかもしれませんが、ブルゴーニュのピノノワールって酸っぱいだけだよね〜という人には覆されるというか嵌るような気がしているのですが当方の勝手な思い込みかな 笑?
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