もう今や超一流というか瞬間蒸発してしまう為なかなか有り付けないワインとなってしまいました。
こちらは村名の畑名付きだと思うのですがネットで検索する限りマゾワイエールとモレサンドニ一級に挟まれているという立地です。(実際にワイナートの地図で確認しました)
16VTのジュヴレやフィサンの収穫量はかなり壊滅的だったようでベルトーのワインを飲むとかなり強烈な選果をしたのではないか?と思われる妙な構造的強さを感じる事が多いのですがフーリエはあくまでフーリエでした。
ただの村名に比べるとやや重心が重たいように感じるところはあるかもしれませんが、それでもグラスに注ぐと重力を感じさせない香りの立ち上がり方で羽のように軽やかです。黒系果実かー?と思ってゆっくり飲み進めていくと赤い果実が何層にも重なり結果として黒っぽく感じてしまうーというのがわかります。丸い果実味、柔らかいテクスチャー、リリース仕立てなのにもう溶け込んでいるように感じてしまうタンニン。これはみんな美味しいと言いますよねー。
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